- 技術
- 2016. 03. 05
歩みが遅ければ遅い分だけ見えているものも多いんじゃないかな?
今日はアシスタントの時によくなる「早くスタイリストになりたい病」について書きたいと思います笑
早くなりたいと思う事はもちろん良いことだし応援したいです。
でも早くなるという事がどういう事か分かっていない子が多いのが気になる・・・
まずちょっと想像して欲しい事があります
・スーパーカーに乗って走る
・2歳児とお散歩する
どうでしょうか?ものすごく多くの事が違いますが
まずスーパーカーに乗って走るとすごく早く走れますが、早くなれば早くなるほど近くの物はボケて見え、どんな道を走っているのかの詳細が掴めなくなります。
でも目的だけを見据えて突っ走っていく事ができるでしょう。
逆に2歳児とお散歩はまー前には本当になかなか進みませんが、普段なかなか目に入ってこないような植物や虫、道端の小石から砂まで色々な情報をくれます。
もしかしたら目的地を忘れてしまうこともあるかもしれませんね笑。
どっちが良いとかではないと思います。そしてどっちが悪いとかもないと思います。
ただ自分がどっちの人間で何が取り柄で何が苦手なのかを知っておく事が何よりも大事なんじゃないかと思います。
スーパーカータイプなら身近な事や周りの人をなるべく気にかけながら進んでいけば良いし、お散歩タイプなら目的や目標を忘れずに急ぎ足になれるように意識すれば良いんじゃないかなぁ。
足立としては成長とともに変えていくのも良いんじゃないかなと思っています。
F1とかのレースをする人達だってレースの前にはコースの下見をじっくりしたりするんだよ。どんな細かい情報も知っているからこそすごいスピードで走る事ができるんだよね
美容師としてどんな髪もすごいスピードで素敵にできる美容師になりたかったら知らなくて良い技術なんてないし、失敗の分だけ多くの知識を持っているはずだしね。
アシスタントの時期が長かったやつの方が結局成功してる事だっていっぱいあるんだよ
早ければ良いなんて事はほとんどなくて、それよりも10年20年後の自分が納得できるアシスタントという期間を過ごして欲しいと思います
だからなかなか前に進まないからって不安に思ってるヤツ、
安心して時間をかけて自分がちゃんと納得できる美容師になりなさい(⌒▽⌒)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TwitterでPOOLMAGAZINEを
Follow @POOLMAGAZINE_jp