- コラム
- 2018. 09. 13
変わりつつある様々な経営スタイル・パーソナルに合わせた雇用環境の時代に
文章を書くのが少し久しぶりです。
8月14日に自身のブログを更新してから一切書いてきていないのでほぼ1ヵ月ぶり(笑)
https://kitaharatakahiko.jp/3376/
↑前回の記事は木村さんとのお食事編。
それでも遊んでいるわけではなく、水面下では毎日行動を重ねています。
ブログを書く以上に行動をすることでリターンが生まれるように事業構造ができているので、愚直に行動を積み重ねる事がうちのグループやスタッフへのプラスになるのが嬉しいですね。
さてさて久しぶりのプールマガジン。
今回は、「経営の変化」について。
美容業界だけではなく、”働き方改革”ということが問われている時代。
何をもって改革を指すのか?言及し、自社にとっての改革(着地地点)をどんどん明確にし定義化していかなければぶれっぶれの経営になるのは目に見えています。
最近、さまざまな経営者さんとあって感じるのは、美容業界だけではなく、力をもった個が増えてきているな・・・と。
会社の中にいなくても一定のパフォーマンスが発揮でき、「別にここ(会社)にいなくても生きていく事はできるよね」という人がWEB上に目立つような気がしています。
逆に会社が社員にしてあげられることというのが、代わりにリスクをとってあげる事くらいでしかないような気がしています。
(社会保険や、働く場所の提供(セット面の提供)、保障関係などなど)
束縛すればするほど離職率があがる
できるかぎり束縛をしない環境をと思い当社でも働き方に特徴を持たせています。
朝礼終礼やミーティングなし
週休2日~3日の自由取得
働きたい時間を自由に設定できるフレックス制
などなど、
いかに束縛しないか?を追求してきた結果、離職をゼロにすることができています。
結果として1号店開業から3年で現在では50店舗以上へと成長できました。
これらも、美容師人口が減っている市場だからこそ、そもそも離職が起きるビジネスモデルになっている経営を変える必要があると判断し、離職を起こさない環境を分析して作り出しています。
新卒採用してどんどんスタッフを教育する前に、まずは育ち切ったベテランスタッフの一定のゴールを作る。
でないと永遠とスタッフ教育に振り回され、スタッフの独立や離職から起きる売り上げのアップダウンに振り回されて疲弊していきます。
しかし、離職をさげるようにつくるからといって、ただ、束縛をしなくてフリーにしていれば当然売り上がるわけではありません。
自由だけど結果を出せる
自由だけどお客様がお越しくださりお店のファンにそしてスタッフのファンになってくれるように事業モデルを作る必要があります。
自由、だけどスタッフが結果(お客様が喜びファンになり通ってくださる)を出せる。
シンプルだけど、ここを追求していくのが重要になるかなと。
集客力や還元力、モデルの提供などですね。
ここをクリアしなければ、フリーランスや面貸しなどのお金がかからない独立や、お金がかかっても自分でサロンを持つことをゴールにする風潮が変わらないかと。
いつの時代も必要とされるものを提供すると爆発的に成長する
拘束時間が長く、給与が安いと言われている美容師の働く環境。
これだけいわれているからこそ、拘束時間が短く給与を高く設定することで、必要とされる環境へと昇華することができます。
いつの時代も、必要とされるものを市場に落とし込むことができれば瞬く間に広がり成長をすることが可能です。
市場を読み解き時代を先読みし実現させる力
その為にも読み解き先読みするアナリストとしての視点と、描いた世界を実現するための経営力は必須。
経営力と言っても様々なスキルが交差しますが、スキルの中に必要な物は個人的に、
市場を読み解き分析して事業構想を起こしてからの、
事業設計
情報設計
行動設計
の3点を常に重要視しています。
この中に、モデルつくりやマーケ力なども含まれています。
しかしどんなに素晴らしいスキルがあっても商品であるプロダクトが弱いと結果に繋がりません。
商品というのは、お客様に提供するものはもちろんのこと、働く美容師(働いてくれるお客様とも定義)に提供する環境(商品)も会社に合った正解の定義を行い、定義の実現していかなければいけません。
個人が美容室に合わせるのではなく美容室が個人に合わせられる
今までは個人が美容室の思考に合わせる事を主体としていた業界ですが、今後は美容室が個人の活動に合わせられるところが結果として人が辞めなくスキルを身に着けたスタッフも在籍しやすくなります。
それこそ束縛しない環境とでもいいましょうか。
「売れる能力がある美容師ほど会社に実は何も求めてない」という事(愚痴・不満)を耳にします。
結果を出せるからほっといてほしい。
場所だけ提供してほしい。
という流れですね。
至極当然の事だと思います。
勉強を進めている会社を乗り越え、さらにその先を描き具現化する能力を持つ人材が現れてきていますからね。
どんな人でも所属しやすい環境の提供をベースとしていきながらも、居場所以外に提供できるものを作っていきたいなと日々思います。
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