- 技術
- 2018. 05. 14
再現性を高める為に
あなたにとっての再現性ってなんですか?
美容師は本当に再現性を考える事が出来ているのでしょうか?
僕なりに再現性について考えてみると次の様にいきつきました
「お客さんの毎日」
「お客さんの当たり前」
「お客さんの技術力」
を考えて出した答えでないとならない
毎日時間はどれくらいかけられるんだろう?
毎日どんな流れで髪をセットしているんだろう
毎日どんな機材を使っているんだろう
毎日どんな整髪料を使っているんだろう
毎日どんな髪型になればいいと思っているんだろう
などお客さんの髪に対する考え方
これを「知って切る」か「知らないで切る」かで大きく変わってくる
美容室でしかしない様なブローじゃないと綺麗にならないカットや仕上げは「美容師のエゴ」なんでしょうね
一般的にほとんどの人がブラシでブローなんてしないのにそこを踏まえたカットや仕上げの提案をしていないのってちょっと違うよな~とか思うわけです
もちろん年齢層やお客さんの系統などによっては必要だったりもするんで絶対というわけではないんですが
要はお客さんに寄り添った再現性を生み出す事が大事ってこと
もしかしたらちょっと例えがおかしいかもしれないけど
リハビリに似ていると思います
患者さんを知り、患者さんのレベルに合わせて少しずつステップアップする手伝いをするあたりとか
お客さんの髪に対する気持ちのあり方を少しずつ前向きに情熱を持てる様に導くことが美容師に必要な事
美容師は情熱があって当たり前、美容師は上手くて当たり前だが
それを自慢しても再現性は上がらない
お客さんの再現性を高めるのは美容師の巧さではなく
お客さんに寄り添い、綺麗にしてあげたいと思う気持ちで高めていくものだと思います
皆さんにとっての再現性ってなんですか?
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TwitterでPOOLMAGAZINEを
Follow @POOLMAGAZINE_jp