• コラム
  • 2014. 12. 31

【月間売上900万達成】とそれにまつわる一年

本日で2014年の仕事納めとなります。

【売上】というと非常に嫌悪感を抱かれやすい言葉になると思いますがあえて述べさせて頂きたい。

今年の12月におきましては…

「月間売上900万円台」

に到達しました。

この数字がいかなる意味をもたらすのかはわかりませんが、個人の美容師歴の中ではMAX値です。

正直…

「美容師の価値が数字で決まる」とは思っていません。

ですが、「お客様からの評価の値」としては本当にありがたく、そして励みになる数字。

12月に1日たりとも気を抜かず、1日1日積み上げていく事に、1日1日を過ごす毎に感謝という言葉がどんどん心に刻み込まれ、お見送りにおいて下げる頭が一段一段、また深く…

「素敵な一年に」

とかける言葉も増え、名残を感じながら…

僕は「12月」というものは美容師にとって特別な月。

と思っています。

年間の締め、そして新たなる幕開け。

その立会いと背中を押す感覚。

最終月に選んで頂ける喜び。

年間を通してやってきたことが全て出る月。

そんな月が12月。

近年ではその感覚の薄まりを感じたりしながら自分的には古風かもしれませんがこだわってきました。

色んな事が思い起こされますよね。

・サロンに感謝

正直こういう風にやろう!と思っても「環境」がなければ果たせません。

充実した環境。人材。理解。

そういったものも全て出ます。まずは「サロン」という環境。

そして「上に立つ人間の理解」

上司に恵まれないと結果は出ない。

と言い切れる程に時には厳しく、なんだけど人間味豊かで理解もある。

そんな我が環境にまず感謝。

そして自分もそうでありたい。

・人材に感謝

当然ですが1人では仕事はできません。

周りの人、ひいては専属アシスタントの能力が高くないと理想的な仕事はできません。

一年毎にチームも変わり、年を通してスタイルを確立してきました。

「期待」というものに応えてくれなければロクな仕事になりません。

「質」というものにこだわり、一定のテンション、スピード。

忙しくても変わらないクオリティ。

そういった「理想を叶えるスタンスの構築」というものを一年かけて作ってきてそれが全て出ます。

12月においては「こいつらとならやれる」という確信のもと予約枠も開放し、そこに対して見事に応えてくれる仕事をしてくれました。

そういった事に感謝。

そして「年をかけて構築するスタイル」の大事さ。というものを感じずにはいられません。

・お客様に感謝

本当にこれに尽きると思います。

12月に選んで頂ける喜び。そしてまた通い続けてくださるお客様。

そういった想いに応えたいと表現する僕たち。

「お客様に育てて頂いている」

というのは詭弁でもなんでもなく、ただ真っ直ぐに…

「期待に応えたい」

というところから「発想」というものが生まれ表現されてゆく…

これはずっと変わらない。そしてこの先も続いてゆくのだろうと思います。

本当に感謝しかありません。

「後悔したくない」

年納めに「後悔」という言葉が頭に浮かぶ仕事をしたくありません。

一年を思い起こしながら、走り続けたい。

そういう思いで毎日を過ごしていました。

「でもきっとまた悔いる」

今日で仕事納め。

「完全にやりきった!」

と断言できますが、終わってみるとまた…

違った所で「悔いる」のだろう

と思います。

「あ〜…ここがもうちょっと」

「もっとこうだったら…」

「どうせならこれくらいやり切りたかった」

完成度を追う作業に終わりなどなく、やはりまたそこで何かが残る事により来年に繋がりまた追いかける。

そういう職業だと思います。

一生追いかけられる職業。

僕は本当に美容師やってて職業に誇りを持っているし、美容師になって良かったと思っています。

そしてまた来年も追いかけて行こうと思います。

本当に一年ありがとうございました。

今年のpool magazineもこれで最後。

来年もまたドラマチックな内容が書けます様に。

POOLMAGAZINE公式LINE@
おすすめの記事をお届け!
友だち追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

NEW ENTRY

最新記事のつづきを見る

CATEGORY

POPULAR ENTRY

Six by ネイル大学

BACK TO TOP