- 教育
- 2016. 09. 17
アシスタントは「使う」為にいるんじゃないよ
スタイリストがアシスタントを「使う」
これは当たり前のようで当たり前にしてはいけない事だと思います
そもそも美容師ってスタイルを作るにあたって個人的な考えが強く出るものだと思います。
だから違う人が関われば関わるほど自分の想いとは違う方向に進んで行ってしまいます
これだけ考えた場合アシスタントを使うという行為はリスクでしかありません
だからお客さんを必死で増やしたいスタイリストはアシスタントをきっと使いたく無いはずです
全て自分でやった方が確実にお客さんを満足させる事が出来るからです。
中には「アシスタントを使ったほうが偉く見えるから使ったほうがいい」とか「アシスタントを使ってやっている」
といった類の事を言う人もいますが、僕の知っている限りではそういう事を言う人間はほとんど売れていない人で、アシスタントを下僕の様に思っている・・・
アシスタントはあんたを偉く見せるための道具じゃねーんだよと言ってやりたい
話しを戻しますね笑
リスクをおってでもアシスタントに仕事を手伝わせるのは
「手伝い」を通して気づかせ、学ばせ、体感させる為。
そして一人立ちできる美容師にしていくために必要な事なんです
アシスタントは「使う為にいるのでは無い」
アシスタントは「育てる為にいるのだ」
だから
アシスタントを使うなら育ててやるっていう決意が必要だし、それは子供を育てるのにとても似ていると思うんですよ
将来どんなカウンセリングをして、どんな提案をして、どんな接客をして、どんなカットをして、どんなカラーをして、どんなパーマをかけて、どんな仕上げをして、どんな教育をしていくのか・・・
それらがすべて自分の育て方で決まってくるとしたら、とてもやり甲斐のある事にならないだろうか?
育児と同様にとても難しい事だと思いますが、愛情を持って育てていく事が出来れば
愛情の深いスタイリストに育っていくのではないかと思います
みなさんの心意気を汲んだスタイリストに育て上げるには、みなさんの心意気を流し込むというシンプルな事からはじめなければという事ですね
怒ってばっかいると嫌われちゃうぞ笑
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