- 教育
- 2014. 09. 11
【雑誌の撮影】でモデルさんにドタキャンされて思うこと
今日朝から撮影しててアシスタントから…
「⚪︎⚪︎さんが連絡とれません…」
みたいな感じの連絡がきて、それが…
「撮影で出て頂くモデルさん」
なわけなんですが、モデルさんがいないと撮影は出来るはずがありません。
これが割と業界的によくある…
「サロンモデルさんのドタキャン」
というやつなんだけど、そういったドタキャンを批判するのは簡単なんだけど、んでもまず思うのが…
・そういったモデルさんへのそもそもの配慮不足
・普段からのコミニケーションの甘さ
みたいな反省をするわけなんですよね。
元々僕は撮影においてのモデルさんに関しては自分でピックアップしていたのですが、最近ではやはり…
「それでは人が育たない」
という点から、「出来るだけ僕と感性をリンクさせて手配をして欲しい」とアシスタントにピックアップとやりとりを任せる様にしています。(いざとなったら自分でやります)
自分でやるということにおいては安心感もあるし、それが依頼して下さった方に対しての誠意。ということと自分の作品に対しての気持ちと…
様々なものがあり、自分でやりとりをしていた時にはあまりドタキャンというものをされた事がありません。
自分がアシスタント時代にそういったピックアップをしていた時もありません。
アシスタント時代の頃からそういったマインドがあったので徹底していました。
ですが、やはり近年よく耳にする様になったのはやはり上記の部分や、作り手の気持ちが伝わらない部分もあるだろうし、何よりモデルさん自身もラインを引いている部分があると思う。
ま、現実論簡単に考えてもお互いにそういう感じでは…
「いいもの出来るわけはない」よね。
んでバタバタと代わりの方を探して、撮影したりするんだけど…
「んじゃ仕込みとかどうすんの?」
みたいになって上手く繕ったとしても…
「ハリボテのデザイン」
にしかならないよね。
こういう事が起こった時に毎度こういう事を思うんですよね。
撮影ってところの在り方をもう一度見直すべきでは?と…
撮影は…
髪作る人、モデル、撮る人、書く人、服着せる人…
そういった所のみんなの力の融合で成り立つ。
やるんならしっかりとやる前にもう一度締め直すべきだと思うんですよね。
そこにいるメンバーはみな表現者なのだから…
サロンでやる撮影ってのがポピュラーになればなるほど回帰すべき事。
僕らにしても出て頂くモデルさんにしても向上していく材料にすべきだと思うんですよね。
ま、そんな事を今一度思い直す朝。
代わりのモデルさんも見つかって…
「ホッ」
と言いたい所なんですが、そういった妥協を提供するわけにもいかないので書く側の方にも頼み込み、キチンと仕込みが出来る時間をとり、色んなスケジュールをリスケする朝。
ま、現実論そういう事が起こるわけなんですよね。
自分が甘かった罰として粛々とはげんでいきたいと思います。
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