- 接客
- 2014. 10. 09
JBCAの講習を見学して思ったこと。
今日は、営業を早上がりしJBCAの講習の見学に行かせていただきました。
JBCA|NPO法人 日本ビューティ・コーディネーター協会
約三時間ぐらい、お勉強されている皆さんを見学させていただいた。雑感というか所感を、
様々なサービス業のホスピタリティ向上の中、IT化と同じくらい遅い美容室のおもてなし。
僕もご多聞にもれず、美容師たるもの技術だぜ、スタイルだぜ、と突き進んで参りましたが、
お客様目線のおもてなしが、サロンとしてできているのか?と、己の胸の内に聞くと、正直まだまだだなと思っています。
JBCAでは、ビューティコーディネーターという資格制のレセプションにとどまらない、サロンのオペレーション、ホスピタリティの向上を目指す、スタッフの教育を行っておられます。
具体的に一例を挙げると何するかと言うと、はじめましてのフリー (指名なし)のお客様にスタイリストの前にプレカウンセリングを行い、
お客様が求めているスタイル、テイスト、メニュー、とスタイリストの接客や、人柄がお客様に合うのかを選ぶという事や、さらに終わった後にアフターカウンセリングを行う。と言う従来のレセプションから、一歩踏み込んだ業務を行います。
ビューティーコーディネーターの概要はこちら
サロンをマネジメントしていける人材を育成する資格
身につけていただくスキルビジネスマナー、受付の接客術、ファッション知識
店販売上やネイルなどへの誘導売上への貢献
次回予約やクレーム客を
ファンにすることができる対応力お問い合わせから予約に結びつける提案力
顧客心理を学び、あらゆるニーズに
応えられる人材を育成する資格です。
ぶっちゃけ、技術っていうより美容師さんとのフィーリングや、波長的なものが合うかって結構ウェイトおっきいと思いますからね。
僕が感じた、メリット
- はじめましてのお客様に最適なスタイリストを紹介できる。
- 店長や、マネージャー的な業務のサポート役になりうる。
- 女性ならではのコミュニケーションで、男性には、相談しにくい又は、言いにくい事を伝えてくれやすい。
- レセプションスタッフのお客様に対する意識向上。
デメリット
- 若手スタイリストのコミュニケーションやカウンセリングのスキルを磨けない、察すると言う感性を育みにくいかも。
- 大型サロンには不向き
- お客様によっては、煩わしく感じる方もいるかも (急いでいる方)
と、まぁ簡単に列挙しましたが、
オペレーションが強くなりすぎると、ある段階までは、いいと思うのですが、
何処かで壁にぶつかる気もしますね。
精神論ではないですが、
まぁ。【どんなお客様にでも合わせられるようになれよッ】【選ばれる自分作りもね。】ってのが本音ですが…
しかし、こう言ったスタッフが増えると、実際お客様サイド、美容師サイドらにとってwin/winだと思いますね。
大型サロンは導入は不向きと書きましたが、ビューティコーディネーターをフルで導入するのではなく、段階的に導入していくというのが、一番良いのではないかなと思います。
多分サロンが機能しなくなってしまうと思うので、、
一番大切なのは、お客様の心地よさはどこで感じるかは、人によって違いますから、
感じる気付く察するという言葉以外の部分でも感じられる美容師であるレセであるってことでは無いかなと。
徐々にやっていってみたいなぁと思います。
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