- 教育
- 2014. 08. 22
本物
本物になるために
実は昔と今では教育に対するスタンスがかなり変わって来ているんではないかと思います
アシスタント時代が長すぎるからもっと早くデビュー出来る様にサロンが工夫し始めているからです
教育を今っぽくアレンジしていくとこういうことが起こってくるんではないでしょうか
・計測タイムを長くする
(短いと合格が難しいのでなかなか合格しないから)
・テスト合格のレベルを下げる
(レベルが高いと合格が難しいのでなかなか合格しないから)
・テストの項目を少なくする
(多いと全部合格するのに時間がかかるから)
・レッスンは最低限
(会社として制限がかけられるから)
・・・etc
こんな事をしていて上手くなるわけがない
こんな事をしていて売れるわけがない
こんな事をしていて尊敬されるわけがない
こんな事をしていて美容が楽しいわけがない
若者たちは本当にここを目標にしているのでしょうか?
でもみんながみんな本物になろうとはしていないのも事実です・・・
本物を目指す
本物ってそんなに簡単じゃない
本物ってそんなに簡単には手に入らない
本物を見ているだけじゃなくて、自分自身が本物になりたいならどうすればいいかなんて十分わかっているはずでしょう
そのどうするべきかって事と、現実に出来ることの差を埋められる人だけが本物になって行くんだろうと思う
未完な自分の「未完な精神」が本物になる事の邪魔になることがいっぱいありますが
自分の夢を見失わない様にしっかりと見据えて「未完な精神」に負けずに頑張ってほしいなぁ
これから美容師の中でも
「技術の格差」
が広がって行くんではないかと思っています
昔は「再現性やモチ」などは当然の上で「かわいいや似合わせ」がありましたが
いつからか見た目にわかりやすい「かわいいや似合わせ」ばかりが先行して行き
現在では「再現性やモチ」などを真剣に学びたいなんていう子は全くと言っていい程いません
稀にいる美容師オタクはこれからも色々な技術を取得していくと思いますが・・・
この温度差が「格差」を産んで行くんだとおもいます
もちろん色々な美容師のスタンスがあっていいと思っていますが美容師としての本質は「お客様の毎日」にあるものだと思っているのでその辺を忘れないで「お客様の毎日の為の技術」って言うのも考えて見るのもいいんではないでしょうか
「お客様の為に本物の美容師になろう」
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