- 経営
- 2014. 07. 21
【Amazon帝国の隆昌】がもたらす美容師業界の衰退。
Amazonが大好きです…
あっ!何か買いたい!本を買おう!
と思うとまずAmazon。
欲しいものはウィッシュリスト!公開してたらプレゼントしてくれるかもしれない夢っ!
と思うとAmazonです。
挙句、ポチると下手したら数時間で届き、タイムラグなど微塵も考えさせない利便性。
パーフェクトレベルの企業努力とそれに伴うシナジーによる価格設定。
創始者 ジェフ・ベゾスの脳みそを1%でも分けてもらいたい…
心から思ってしまいます。
こんな記事を拝見しました。
”残念なこと。。。”←(記事リンク)
まずはご一読を。
この記事には…
【美容室専売品】
のeコマースでの取り扱いの在り方みたいなものが書かれており、記事と概ね同様の見解をもっていました。
過去にも書いた事ありますが…
”僕がカラー剤のレシピを書くのを止めたワケ”←記事リンク
「プロが扱うカラー剤までもがeコマースにて販売されている」
ということを受けて今までブログ上で解説していた「カラー剤のレシピや工程を書くこと」をやめた経緯もあります。
僕はeコマースでそれらが売られている事ももちろん問題なんだけど、それ以前に問題提起しなければいけない所って他にあるのでは?という感想をもちました。
記事元の「福岡 switch代表の田中さん」が意見を求めておられたのでこういう意見を。
そもそも論なんですが「対応は出来たのでは?」なーんて思うんですよね。
「美容室専売品を流出する人がいた→各メーカー、ディーラーなども含めて協定なり対応を協議する→歯止めをかける」
などのアクションは果たして出来なかった事なのでしょうか?
何度か問いただした事もあり…
僕「そういった流出経路は追えないのですか?」
お相手「いや、対応は考えているのですが如何せん」
の様な返答ばかりでそのまま時が流れていき現状を迎えている様な気がしています。
【美容室専売品】の在り方とは…?
その看板の価値は一体どこへ向かっていくのでしょう?
美容室専売品でないものを「美容室でしか買えないんで。」という言葉を狩られた現場はどうお客様に勧めていけるのでしょうか?
*今後どうなる?
いや、差別化が出来ない以上は「市販品も絡めたアドバイスをする」事を余儀無くされる事は明白で、全体的に流通しているものを吟味し、お客様にアドバイスしていく方式をとっていく以外に誠意は示せないでしょう。
心苦しさを爆発させながらお客様にオススメをする行為が皆できるか?
と思うと疑問符がつきますね。
そういった所からも色々取り組んでいかねばならないという課題が見えているのでは?
そして垣根外さなければいけない瞬間がきているのではないでしょうか。
Amazonはあくまで一例で楽天、Yahoo、BASEなど様々なeコマースが存在し、今後も増えるでしょう。
個人レベルで売買が行える時代が来ている中どう対応するのか?!
もしくはしないのか?!
その辺の物語の行方は気になっている所。
色んな意味で「美容師業界の時計の針を進めていく作業」というものが必要なんでしょうね。
よき未来を願ってやまない今日。
また粛々と仕事に励んでいきたいと思います。
超余談
あーそういえば「うんたら名○のうんたらあんまり寝ない編集長」みたいな人がなんか面白い事言ってたなー。期待しておこう。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TwitterでPOOLMAGAZINEを
Follow @POOLMAGAZINE_jp