- コラム
- 2015. 05. 22
【アンサー】教える立場なはずが教えられる立場にいる可能性。そしてその波に乗った方が良い結果が生まれるあくまで可能性。
なんかLINE@で大阪の美容師さんからの相談が…
僕は基本的に美容師さんからの相談はあまりお答えしない(別にいい結果が生まれると思っていない)のですが、文章から熱意を感じたので。
ふーむ。
正直言って…
「知るかよっ。。。」
と思ってしまいますが、そう言ってしまうと元も子もないので、素直な自分の見解をば。
*普通っちゃ普通かもね。むしろ遅いくらいかも?
SNSの王様とかって自覚もなければ、そういった使命感をもって文章書いてるわけでもなく、ただそこにあったからスタンダードでいる努力をしているだけの自分ですし、ブログにしても何にしても「真似」とかって言葉が出たりしますが、真似されてるとも思っていないし、真似をされていたとしても読者層も違えば重複して読んでる人(美容師じゃない一般の)なんてそんないないだろう。
それでいて、こういったものに対する取り組みっていうのは最早スタンダードとも呼べるものでしょうし、これからの時代にとって「”進む”以外のなにものでもない」わけで、そういった取り組みを早めからやっておくのは別に悪い事ではないと思っています。
*本当に自分勝手にやっているものなのかの判断って難しくない?結果論、店の為になる事もない?
感じ方だと思うのですが、一見個人プレーに見えるものもその個人の行ってきた結果が店のパワーになるって事はないでしょうか?
極論なんですが、「そもそも自分の事を考えたのちでないと、店全体の事など考えられる余裕なんて生まれなくない?」
と思っていて、結局の所、教育の必要性はあるかもだけど、みんな自分の人生を全うする為に生きてるし、今現在そうしたいんだろう。
そうやっていった後、自分に力がついたときその還元を「店」にそして「みんな」に。って発想には繋がるかもしれませんが現在の段階でそれを無理に押さえつけてもいい効果が生まれる様に感じませんし、少しづつ少しづつ、成長を見守りながら軌道修正する程度にとどめておいて今後を楽しみにしている方のが建設的な感じがしてしまいます。
*自分が理解の及ばないものに関しては否定的になりがちなんだけど、あえてそれを見逃す事があってもいい。
知らないものに関しては人はどうしても否定的になりがちだと思っています。
むしろ別に知らなくてもいいと思うのですが、押さえつける必要性も感じません。
「自分に出来ないものに対して可能性を感じていた方が幅が広がるかもしれないという解釈」
もちろん僕自身もですが、「知らないものに対する恐怖」というものは確実にあって、んでも失敗したりしないとわからない事も多々あると思っていますし、そういったトライを繰り返していかないと恒久的な持続は難しいと思っています。
そういった見えないものに対してトライするって事は恐怖でしかありませんが、そこに対して「責任をもつ」という覚悟が決まっていれば背中を押せるでしょうし、実際僕の上司達からしてもそういう立場をとってきた様に思います。
向こう見ずな進み方でも上司の理解を感じた時に溢れ出るパワーやそういった部分に関する感謝を感じた時にはじめて周りの事が見えたりする事もあるのかなぁ?なんて…
実際、僕はそうでした。
むしろ今は感謝でしかなく、そうやって生まれてかたパワーをみんなの為に使いたい。
そうやって回る歯車を楽しみにする事もこれまた日々の楽しみ方に繋がる事もあるのではないのかなぁ?という感想も。
*今後出てくるのはそんなやつばっかじゃないの?それでいて”指名ナシ”みたいなのもどんどん減少するだろうという見方
もう幼稚園からiPadも使えば、僕らが歩んできた人生とはかけ離れた加速をしてきている現代。
質問の文章にあった様な人物。
てゆーか、そういった事をこの世界に入る前からやり続けている奴もどんどん増えるだろうし、お店に入った瞬間から何万人もフォロワーいて処遇に困る事もあるんじゃないかなー?なんて思っています。
そういった自分の理解の及ばない人物が沢山出てくるであろう現代の中ではそれを押さえつけるというよりは…
「活かす」
という思考に切り替えた方が話が早いかもしれないなー。なんて思っていますし、現在僕がこういう事してんのも「個人の宣伝」なんていうチープな発想ではなく、それをスタンダードでいれる自分作りをしておくと、そういった人物が出現した時の「良解釈をしてやれる」知識をもっておけるわけで、「よくわかんないなぁ。」なんて思っている同じ様な立ち位置の幹部がいたとしてもそれを噛み砕いて説明して理解を得る事もできる。
「あいつがやっている事はこんな効果があって、こんな意味があって、こうなんですよ。」
そういったものを正確に理解してやれる自分を作っておく事は無駄ではない。
いい感じに人を活かしてあげるにはまず知っておく事。
なんでもかんでも否定しない。
「逆に若い奴に教わっている事もあるかもしれない」
そう思っておくと可能性の広がりに繋がる事もあるんじゃないだろうか?
そんな風に思う事も。
*結局の落とし所は「そいつ自身もダメ」www
なんのかんの書いてきましたが、質問に書いてあった人物自体も正直言って…
「ダメ」
な部分ありますよねwww
まぁ、片方の意見だけ聞いてどうこうとは思いませんし、その彼の考えもあるでしょうからなんとも言えませんがww
もしや色々考えあったかもですしね。
でも…
「そう思われるって事は結局、行っている事が実を結んでない」
わけですから、「空気読めない系」である事は間違いなく、いつも僕の文章を読んでくれているらしい彼に贈れる言葉は…
「おい!空気読め!www」
て事であり、やはり所属する組織に対して枠を外してはいけませんよねw
質問を投げてくれた美容師さんのおっしゃる通りですw
んでもその彼自身、試行錯誤しながら進んでいくんだろう。
失敗する事も挫折する事もあるんだろう。
んでも、ちゃんと立派に成長してくれたらいいよね。
って思っておくくらいの方が次また人が入った時にはご自身の考え方の変化にも繋がるのでは?と思っています。
僕自身も…
「何人も人を失って気付く事が沢山あった」
僕自身、付いてくれていた人物を沢山失い、その度に「ケッ!」と思う事もあれば逆に「何が間違っていたのだろうか?」と自問自答を繰り返してきました。
そういった機会を与えてくれたのも会社。
そういった変遷を見守り続けてくれたのも会社。
こんな感じにやっていても最終的に自分自身と葛藤していたり、落ち着く所は「感謝」だったりして、僕自身も現在進行形。
こういった「時の進みが異常に速い」激動の時代の中で、こういった悩みや質問は後を絶たないんだろうなぁ。なんて予測していますが、そういった中で生まれてくる「新しい人物」の出現を楽しみ、そこでまた葛藤したり、教わったり…
「それで尚、ちゃんと導ける人に自分を成長させる」
そんな感じが理想的なのかなぁ?と…
てゆーか答えになってるのかな?
自分が思う事はこんな感じです。
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