• 2014. 08. 16

ダイレクトに求められている事を表現する

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ま、あんま人気なさそうなエントリーだけど一応書いておこうかな。

最近、強烈にwebメディアの寄稿依頼頂いたり、お話を聞きたいと言われたりしていてとても光栄だし、書ける範囲では書いていきたいと思っています。

最近はメディアも幅を広げて、その特性というか世代別の表現が出来る様になっていて、髪の美容においては年代別に悩みなどもあるし、その棲み分けが出来る様になってきましたよね。

非常にいい事だと思います。

webメディアにおいては表現の幅が広いと感じていて、別に可愛い子をビジュアルで見せていくというものだけがよい見せ方とも思っていません。

雑誌ではないですからね。

*本当に求められているのは何なのか?を探す旅

インターネットを使う事によってダイレクトに寄せられる声は本当にごく普通の事で髪の悩みという所においてもプロから見ると不毛なレベルのもの(知っていて当たり前と思ってしまうもの)だったりとか…しかもそれに類似することを何度も聞くといった感じでそれだけ浸透も薄いし、情報も沢山ありすぎて選べない、探しきれない。といった現状が見えていると思います。

現在あるメディアをざーっと見ていくと割と「表面のもの」が多い様に感じられ(ヘアスタイルそのもの、アレンジにしてもビジュアルで見せるのみとか、「これがいいよー」と書いていても根拠を示せていないとか…)、本質ってそこなのかな?と思う事もしばしばなんですが、こう感じるのは僕がやはりプロ立ち位置だからこそ。そして「生の声」を沢山聞いているからこそでもあるのかなぁ?と思ったりしていて…

「お話聞かせて頂きたい」とありがたい言葉をかけてくださる方には積極的にそういった事をお伝えする様にしています。

*「生の声」を反映する

基本的に寄せられる生の声の多くはある意味「ネガティブ」なものが多く、それだけ「コンプレックス」を抱えていたりとか、「本当に初歩中の初歩」の事だとか…

そういったものが多く、メディアも年代別に分かれつつあるのでその対象メディアに応じて表現していきたいなー。なんて感じています。

例えば最近よく書いている「4meee!」

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「4コマ」でしか表現出来ないんだけど、情報を集約し、手軽にサラッと読めて保存しやすい。

だったら本質的に初歩中の初歩とか表現しやすいよなー。なんて思って…

”【Amazonでもなんでもいいから!】しがない美容師がオススメする絶対手に入れておいて欲しいスタイリング剤4選☆ ”

”【寝癖なんてモーマンタイ?!】意外と知らない「傷めない様にする」寝方4選☆(現役美容師セレクション) ”

”今さら聞けない【やってはいけないシャンプーの仕方】4選☆ しがない美容師監修 ”

”【※注 ヘアカラーした直後】意外と知らないヘアカラー後の注意事項4選☆ ”

こういった内容になってくる。

他のボリュームを持たせられるメディアであればクオリティを追う。

などの作業になってくるので…

”//mery.jp/user/air_kimura”

みたいな感じにもなってくるし、また表現においても…

” とことん【小顔♡】とにかく【小顔♡】はー【小顔♡】 ぽっちゃりが気になる貴方に贈る『ぽっちゃり小顔』カタログ♡ ”

こういった感じに切り込みづらい表現も表現しやすい。

こないだ、この記事を見て来店されたお客様がいらしたんですが…

「本当に感動しました。私もこういうサロン行ってもいいんだ!」って…

というお言葉頂いた時に…

「ああ…メディアでの表現の在り方ってこういう事なのかな…?」

と改めて思わされました。

インターネット表現リアルでのお客様に対しての考え方に差異を感じた事はありません。

別に「手の届かないクオリティ」を提供するだけが良いものだとも思っていません。

インターネットだからこそ吸える「生の声」というものを反映し、表現する。という事もこれまた有意義なメディア活用法なのではないでしょうか?

こういう時代だからこそ改めて思う…

「我々は誰の為に存在していて、何の為に日々研鑽を積んでいるのか?」

今度はより「生の声」を吸い出しやすくするツールとか、消費者が言いやすい(質問しやすい)環境のツールとかに需要が高まってくんじゃないかなー?

なんて予想しつつ…

出来るだけリアルとインターネットの表現に区別をつけないで有意義な情報を提供できるプロフェッショナルでありたいなぁ。なんて思っている今日です。

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