- コラム
- 2018. 05. 07
仕事と休み・変化し続ける価値観と柔軟性
月一のオーサーテーマについての投稿です。
今月は「休み。とってますか?」ということで働き方や休みについて。
●現状の自身の働き方
現状の自身の働き方は、隙間があったらガンガン予定を詰めていくスタイルです。
体力とか休憩とかは考えず、場所に縛られずに今やれるべきことを順序を決めて効率よく処理していきます。
もうアクションプランは全てきまっているので、考えながら行うのではなくほとんどが処理案件。
次、次、次、次、次、次、と、リスト化された仕事をこなしていく日々です。
肝心の休みですが、仕事も入らず処理していく案件がなくなり、やりたい事が見つからなくなると休む形ですかね。
美容室を作る前に1年間しっかりと休んでジャンプを読んでいたので、とりあえず決めた休みとかは今はありません。
当社では美容室の事業を全都道府県出店を目標に活動していますが、これを辞めれば明日から休むことも可能です。
ただ、それが「面白いか?」と言われると、面白くはないので、生きる事を楽しくするために常に挑戦したい人生を設計して時間を何に使うか決めています。
現状で仕事(事業を起こしシェアを広げていく事)以上に面白いと思える事がありません。
ちょっと前までの僕にとって面白いというのが、ゲームや漫画でした。
面白いと感じるゲームはやり込み、漫画は全て読み込む。
ゲームや漫画以上に面白いものがなかったので、それに没頭していただけです。
今は仕事以上に面白いと思えるものがないので、それに時間を使っています。
●社員の働き方
会社の代表がこんなんなので、社員の働き方もできる限り自由にしたいと思っています。
束縛したり、いろいろ働き方(生き方)に口出しをしたくないので、受付時間や帰宅時間も個人レベルで自由にしています。
GWの休みとかも自由に取っていいようにしているので、あるスタッフは3日休んで1日出勤してまた5日休むという感じでGWを堪能したそうです。
それでもスタッフの給与が低くならないよう事業モデルを組んであるので会社としてもスタッフとしても問題ありません。
スタッフが休みたいときに休みたい量(日数)を休んでくれればよいかと。
あとは、ケガをしないように健康で生きてくれればいいかなと思います。
●休みに対しての考え方
人はみんな「楽しいことがしたい」と。考えていますよね。
その楽しいことが僕のように映画を流しながらパソコンに向き合う人もいれば、友達や家族と過ごす時間が幸せの人もいる。
ハサミをもってお客様の髪に向き合っている時間が楽しい人もいます。
ちょっと前までは、「美容師とは〇〇でなければならない」みたいなのがあったかもしれません。
「土日祝日に休みを希望するなんてやる気あんのか?」みたいな。
でも、僕は、美容が好きで家族や友達や趣味も大事だから両方バランスよくやりたいってのでいいと思うんです。
その人の価値観はその人のものだし、生き方もその人が決める。
美容師の何が素晴らしいかって、自分で時間配分きめられるんすよね。
「あなたに髪をやってもらいたいから、空いている時間教えて」とお客様に言ってもらえれば、土日祝日を毎週休んでもいいわけです。
「本当に美容師が好きでやりたい。」
「でも、土日は子供が家にいるんで休んでそばにいてあげたいのですが、大好きな美容師はできませんか?」
とスタッフに言われたら、「そのスタンスじゃ美容師は無理だよ」なんて言えないわけです(笑)
大切なものが2個3個あっていい。
バランスがとれる範囲なら両方とってもいいわけで。
その器が会社であり働き方のモデルでもある。
ただ、これが正解だとも思ってないんですよ。
僕のなかの答えではありますが、業界全ての人間がこうなったら、新しい技術派発掘されなくなるし成長幅も少なくなる。
色んな人がいるから、こういった考え方も成り立つわけです。
だから正解ではない。でも僕の業界に対して出した答えは、スタッフにも働き方(生き方)を選べるように、束縛をせずに自由に選べる環境を提供して、会社を踏み台にしてくれればいいと思っています。
●100%の力を必要な時に引き出すのがプロ
束縛はしません。
ただ、うちのルールとしてあげているのが、お客様をとった以上は100%の力でやってもらっています。
評価は次回予約でして、
売上もみないし、来店周期も見ない、次回予約のみ。
監視も管理もしない。
それ以外は糸を必要以上に張り詰めない。
必要な時に張り、必要な時に緩める。
緩められることも大切だと思っています。張る必要があるときに張る。
●責任が果たせていればいい
⇒経営者でしたら経営を決めた目標値まで育てる
⇒スタッフなら決められた売上まで成長する
※もちろんむちゃな目標ではなく。
やる事やって決めたところまで成長できていれば、どんどん働き方は自分都合に組み立てていけるようになるのが美容師という職業ではないかなと。
素敵な仕事ですよね。
こんな感じが仕事と休み、それに対しての僕の考え方です。
正解だと思っていませんが、今だせる僕の中での答えでした。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TwitterでPOOLMAGAZINEを
Follow @POOLMAGAZINE_jp