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  • 2015. 01. 19

美容室のファスト化

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美容室のファスト化

『早い・安い・旨い』と牛丼が日本のファストフードの走りだった頃。
一杯500円の牛丼がとても安く思えた。昭和の頃。
ファッション業界にいわゆるファストファッションの流れがあっという間に浸透し、
飲食の業界にもファスト化が顕著に見えるようになりました。

中身(内容)が大して変わらないのであれば、安い物を迷わず選択し、
それに対して全く抵抗がない世代が育ってきています。

茶々丸もそれほど抵抗はないが・・・

では、美容業界はどうなのだろう?
美容室の件数はだいぶ前から飽和状態といわれ、
『差別化』いわゆる競争が激化するなか、本来競うべき技術(仕上がり)ではなく、
サービスや価格での差別化がエスカレートし、業界が二極化して来た事が顕著に感じる近年。

2015年は
早い・お手軽(安い)がキーワードになった美容師室のビジネススタイルが更に加速する
と茶々は予測します。
特に『 ヘアカラー 』が。

リタッチ施術が1時間程の時間で2000円未満で買い物のついでに出来てしまう。
茶々丸はヘアカラーのリタッチのみでも10000円弱の料金を頂いているので、
ビックリしてしまう価格設定です。
いや、数年前に耳にしたときは本当にビックリしました。

しかし、
時代的にはニーズがヤッパリ高いらしく次々と店舗展開がされていますね。
決してディスってるワケではありませんから・・・

『カットをお気に入りの人にしてもらっても、カラーはいつもアシスタントの若い子が塗ってくれている。』
少し大型のサロンでは昔からよく聞く話しですが、茶々丸は思います・・・。
ウッカリしてると2015年は “ 喰われる ” ぞっと。

先程も書きましたが、
中身(内容)が大して変わらないのであれば、安い物を迷わず選択し、それに対して全く抵抗がない人が増えてきています。
美容室における中身(内容)= 仕上がり だとすれば、
年々クオリティが上がり続け『誰が塗っても失敗が少ない』優秀なカラー剤がメーカーより出てくる以上、
素人(お客様)レベルで圧倒的な仕上がりに差をつける技術がなければ選ばれない。

こんな時代に突入するかも・・・・しれません。

よく『価値のある仕事』などと耳にしますが、茶々は そんなキレイ事は言っていられません。
2015年は本気で『違いのわかる技術と仕上がり』に対して真剣に向き合う年になりそうです。
特に『ヘアカラー』分野で。

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