- 教育
- 2014. 10. 30
放牧主義
放牧主義
今月のオーサー共通テーマ
“ 教育 ” について。
最初に言っておきたいのですが、
自身が『習うより慣れろ!』『見て盗め!』の叩き上げ環境で育ったのもありますが、
(もちろん師匠と呼ぶ人もいるし、それなりに教育は受けていますが・・・)
茶々丸は教育という言葉が好きではありません(笑)
特に日本の美容業界はそれぞれのサロンの色というか、
シャンプーの仕方。カットの仕方。カラーの仕方。
それぞれの【 型 】を教え込む傾向にあります。
勿論。
サロンのブランドを維持するために【 型 】をキッチリ教え込み、
サロンの色を継承させる事も非常に大事なのも理解しています。
しかし、だからこそ。
『一生懸命 育ててやったのに独立しやがって!』的な感情がいつまでも付きまとうのかもしれませんね。
茶々丸は金太郎アメを製造するような教育は基本的に好きではありません。
教育においてのモットーがあるとすれば・・・・
“ 放牧 ”でしょうか?(笑)
放牧主義とは、大きな柵(絶対的にNGな範囲)を決めておき、
その中であれば、『どうぞご自由に。』といったシステム。
3年目にデビューを目標に、成長のガイドラインのみ設定しておき
“ 型を教え込む ”教育を一切しない。
サロンの中に様々な流派や“ 型 ”が存在し、自分の良いと思った“ 型 ”をその人から学ぶ。盗む。
この PoolMagazieのオーサー方も勿論そうだが、
一流といわれる域に達する人は
“ マニュアル通りの教育だけで育った人は誰もいない・・・ハズ ” である。
色々な物を吸収し、取り入れ。
時には閃き。
様々なものを己に肉付け、
自分にしかないブランドを創り上げている人達だと思う。
【 与えられた環境だけでは一流は育たない 】
それが、茶々丸の概念です。
何でも教えて!的な人が多いと言われる現代だからこそ、
あえて茶々丸は【 放牧主義 】を貫きたい。ですね。
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