- 技術
- 2014. 11. 14
一手間
これはデジタルでフィルム調に処理したものです
コレもライカというカメラを使っています
なのでオートフォーカスは出来ません、オートフォーカスが出来ない上に
二重像一致という曖昧なピント合わせをします。
その簡単にピントが合わせれない(ある程度なれでささっと合わせれますが)うえ
絞り優先オートというある程度簡単にとれる設定はありますが
フルオートのシャッター押したら撮れるっていうことが出来ません
絞り優先オートはあるっていったじゃんw
その2つの関係で
露出を決め(どれぐらいの明るさで撮ろうかな〜とか)
構図を決めて
ピントをあわせ、シャッターを切る
というところに一手間あります
その一手間が
なにかしら生み出すことがあったります
自己満足の世界かもしれません
が
その一手間と言っても
やっぱりデジタル
iPhoneのアプリでもありますが
露出計をつかって露出を計ります
そして出た数値にたいして
オーバーに設定したりアンダーに設定したりします
そこはイメージです
フィルムなのでその場ではわかりません
逆光だったりサイド光だったりで露出も変わります
それもイメージして
絞りとシャッタースピードを決めます
そしてフィルムを装填して
ブローニーフィルムという1フィルムで12カットしか撮れません
(24カット撮れるのもありますがマガジンが別の奴がいります)
そして撮りおえたら巻き上げ
またフィルムを装填します
マガジンが2つありアシスタントが入ればマガジン交換だけですみますが
それも自分でしなければいけません
撮るという事でも一手間も二手間もかかります
そして撮ったフィルムを
現像に出します
35mmフィルムなら1時間程で現像終了しますが
ブローニーはどこかに出す為帰ってくるのに3〜5日かかります
そしてそのフィルムをスキャナーで取り込みます
現像1本につき650円
フィルム1本550円程かかります
が………
スキャンして出しただけで
この味があります
何事にも代え難い
味です
どんな世界でも
一手間かける
と言う事が凄く大事なことかも知れません
美容の世界でも
もちろんなにもしなくても素敵なのがお客様が求める事かもしれないですけど
アイロンやブローをする
その一手間が
デザインをグッと良くする
そう言った事を
やっぱり伝えないといけないと思ってます
アイロンのデザインがどうこうという話ではなく
メイクでもヘアでも
楽して素敵
も
もちろん大事かもですが
一手間かける事でグッと良くなる
そしてその気持ちをずっと持っている
というのが
大事な事だと思うし
伝え無ければ行けない事だと思います
楽になれてしまうと
いつか
なんでもいい
になってしまう
そう思ってます
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