- 商材
- 2015. 08. 23
【あなたは何型?】モデルハント事情とサロンモデルの価値とかなんちゃら。
なんか昨日…
なんか色々凄かったので応援する立ち位置に変わった話
//naotokimura.tokyo/archives/13803
(これエピソード)
Coupe | ネットで簡単サロモハント
サロンモデルマッチングサービスを運営している「竹村さん」と、話してて…
いや、なんか「応援したいなー」と思った1番の理由でいうと彼女自体の人格が大きいのですが、よくよく話を聞いてみると、別の角度でも思う事が多々あったんですよね。
「表参道周辺のサロンさんはネットでモデルハントする事にあまり肯定的ではない」
なんか美容師さんに色んな話を聞いたんだと思うのですが、そういった発言が出てきて、僕は…
「ああ…まぁそっすねー。」
と答えたんですよね。
・ちなみに僕自身は「ハイブリット型」
僕はそのコメントに対してそう答えたのは僕自身がそういう感覚ではなくて、割合的には竹村さんが言っていた様な感じのニュアンスの方が多いだろうなぁ。と感じている。
・僕は全力でネットを使うひと。
こういうと語弊があるかもしれないが、かつては街に出て街頭に立ち、モデルハントを行っていた。
そして、自慢ではないがむしろとても得意な方だった。
サロンの指導方針として、モデルハントを街頭で行う事に否定しようなんて毛頭思わない。
モデルハントという業務に美容師として必要な要素が山ほどあるからだ。
なのでそういった所を加味して発言させてもらうと否定などできるはずもない。
が、しかし今ではネットしか使わない。
それは立ち位置の変遷もあるかもしれないが、「圧倒的に便利」だからだ。
スピード感がまるで違う。
街頭に立ち数時間で可愛い女性を探しお声がけするまでにかかる時間を考えてみよう。
5時間経って「2人ほど」しか声をかけられない事はザラにある。
まさに「運」でもある。まず「歩いてるかどうかもわからない」からだ。
それが「ネット」ではすぐに解決してしまう。
「Twitter、Facebook等のプロフィールちゃんとしてます?」
ネット上でモデル依頼を出す場合「信ぴょう性が命」と言いますか、そういった自分を明かすものの整理がきちんとできていないとまず相手にはされないだろう。
幸い僕はきちんと整えているし、どちらにしてもフル稼働なので疑われる要素もない。
従ってメッセージなどを送った場合、返信がなかった事などない。
相手も見ているわけだから。
その辺をキチンと整理しているだけでもネットハント依頼成功率は格段に上がるだろう。
そして何よりもスピーディ。
多大な時間を消耗しない、そして数も撃てるという所で違った事に時間を割く事ができる。
それこそアシスタントは練習に時間を使う事もできるだろう。
プライベートを充実させる、休息をとるという事にあてる事もできればモチベーションが保たれる事もあるだろう。
では街頭の場合どうだろうか?
「まず信頼度が高い外見、話し方、アプローチの仕方、説明の仕方、女性を見るセンス」が問われる。
ハードルはとても高いが、要はこれが自身の勉強になるという事。
そして運がよくコミニケーションがとれればのちにお客様として来店していただける事もある。
そして街ゆく女性を見続ける事でセンスを養う事もできる。
すなわち…
「両方メリット、デメリット」があるわけだ。
その他にもそういった要素は山ほどある。
(*街頭だと…最早、他のキャッチに間違われ止まってもくれないorそういった声かけに規制が入るかもしれない。そうなった時にどうするよ?*ネットだと…連絡の一方通行でのトラブル、リテラシー不足による下がり評価。などなど…)
そういった意味で僕はどちらも必要であり、両方とも上手く活用する事は非常に有効であると思っている。
なのでアシスタントが…
・「モデルハント行ってきまーす!」「いってらっしゃい」
・「ネットで探しました!」「おお。そうかグッジョブ!」
こういう感じの会話が行われる。
理由は簡単。
「両方知っているから」
そういった意味で「ハイブリッド」
「かつてからの。これからの。」両方を融合させた型の感性でいるつもりだ。
街頭のモデルハントにこだわるマインドそれはそれでいいと思う。
*でも「知ってると?」
またちょっと違った感覚にもなると思う。
自店だけの話になるが、僕がこういう感じだとさぞ自分の店はそういう形になれているんだろうと思うとそうでもない。
「ネットハントに否定的な人はいる。だがそういう人に限って全く使った事も日頃からネットに対しても認識が薄かったりする。」
これが事実だろうと思う。
幹部に僕という人がいるため容認している部分があるだろうと思う。
僕がどうしてこういった感じになっているのか?
そして新しいものがリリースされるとすぐに使い始めるのか?というと…
「未来」
という事を考える。
例えば…
「僕らはEメール育ち。でもこれから入る子達はLINE育ち。」
これだけ聞くとあんま変わらないと思うかもだが全然違う。
僕らより前の世代になるとまずメールすら存在してなかった世代となる。
社会では…
・メールで済ませるな!電話しろ。
・報告は実際会ってから。
・必ず出社勤務
みたいな所でこのテーマと似ている事例が存在する。
僕らまでは対応できた部分も、あまりにも育った環境が違う領域の子達に対して価値観を押し付ける弊害は生まれないのだろうか?
と思ってしまう。
情報を掴むスピード感は我々よりも遥かに優れた状態で育ち、ナンセンスと感じる所を無理にやらせてしまいパフォーマンスが落ちてしまう事もあるのではないか?
そんな風に考えてしまう。
・だからこそ”知る必要性”がある
そういった背景を知っておくと、そういったトラブルにもスムーズに対応できアドバイスができる。
「こんな時代だからこそ知ってるおかねばならない。でないと働きたい人も減少していくだろう」
僕が感じている事はこういう事。
僕でも正直自信がない。
「もうすでに老害」と割り切っている所があるくらいだ。
もう「正解をひっくり返される時代」の足音を感じているからであり、こうやっていても「大丈夫かな〜俺」と思ってしまう弱気にならざるを得ない雰囲気を感じている。
だけども僕は抗っていこうとはポジティブに捉えている。
付随してなのだが、こういったマッチングサービスは…
・「サロンモデルの地位向上」にも一役買える部分があると思っている。
僕はやはりよく「言葉」を読むので、現サロンモデルさんの何気ないつぶやきや投稿なども目にし、読む事が多い。
その中では…
・サロンモデルの地位向上を!
・ギャラが安い、支払われなかった!
・洋服代考えて!
・ブッキングで連絡スルー etc…
こういった言葉を見かける事が多々ある。
「地位向上」というのは基本ライン「謝礼ベースを上げる」ということでいいんだろうか?もしくは有名になる事?正確にはわからないが、今回は「謝礼」という視点で考えてみよう。
大体の場合(てゆーかウチ?そういった情報も知りたい)は最低金額は1撮影で「3000円ベース」が多い様に思う。
なぜこの風習が生まれたのかなー?と考えると…
「雑誌撮影時(出版社から)の謝礼ベースがこのケースが多い」
という所ではないか?と勝手に推測しているのですが、それもよくわかんないですよね。
「雑誌に出るというアドバンテージがあるからこの金額」
という風に考えてしかるべき所もあると思うのですがなぜかこの辺が基準ベースになったり…
「サロン毎で額が違ったりする」
というのもモデルさん自身を迷わせる要因にもなるだろう。
そういった所への向き合い方も美容師側から考えてしかるべきなんだけど、あまり持ちかける事はないだろうと思う。
こっち側もみんなお金ないしね。。。
かといって「店出してよ!」というのもわかるがそれもサロンによってバラつきがあるだろうし、究極論…
モデルさん側から「お金あげてください」とはなかなか言い出せないだろう。
と思うんですよね。
思う所はあるけど直接言えない、そして、謝礼高い所を選びたいけど「そういった事」もなんか良心ない人みたいでかわしたい。
まぁ、普通に考えたらわかりますよね。
こういったマッチングサービスだと…
こうやって掲示できるわけですから、そういった最低ラインを自分で引いておけばいい。
そうして、「連絡」という部分においてももし本当「依頼スルー」などされれば運営に言って「サービス使用停止措置」などもすればいいだろう。
大丈夫です。やってくれますから。
本来は我々がそういう所を汲み取って然るべきなわけなんですが、そういった「一体感」は出せない業界なんだろう事を憂いつつ、サービスに代行してもらうのは非常に建設的に思うし、マナーも保たれやすい。
そして、営業ベースの人間もいるわけだから「フィールド幅が広くなる可能性」もある。
だって、別にサロモとはいえ企業から声かけられるかもだし、そういったギャラ交渉とかも自分でやんない方がいいでしょ?と思っちゃうんですよね。
美容師に対面で言えない様な事、企業に言えるか?と思っちゃうんですよね。
そういったラインを引く事って価値の向上に繋がらないのかなぁ?なんて思うんですよね。
あれ?的外れてました?こういった要素とか、普段、モデルさん方が話してる事聞いてるとそういう悩みとか多い気がして…
そうやって仕事の枠を広げる事をしていくと勝手に謝礼ベースはあげていく事ができるんじゃないかなぁ?と…
「間にフィルター挟んでいる快適さ」
みたいなものがあると思うんですよね。
普通のタレント事務所とかモデル事務所の感覚もそういう概念だと思うんですよね。
「フリー⇆事務所所属の中間とれればいんじゃね?」
僕が竹村さんに提案していた事はこういう感じで、みんな年収数千万になりたいとか、別にそういう事を考えてるわけじゃなくて「ただ純粋に撮影すんのが楽しくて、そういった所の快適さ、そして自分の欲求」を求めているのでは?
と思っているのでそういった立ち位置作れば、そのサービスで物事行いたい人も増えるのでは?なんて…
まぁ、最初の方の話に戻るんですが、モデルハントにしてもサロンモデルの在り方にしても考える事は多々あり、それをキチンと解消して前に進んでいくには…
「きちんと知る」って事を美容師側がしなければいけないんじゃないかなぁ?なんて感じて日々生きてます。
毎日、色んな事が起こってそこで立ち止まるのではなく、とにかく前に進む事を考えていたい毎日です。
こういった意味で…
Coupe | ネットで簡単サロモハント
このサービスを応援しようと思った次第です。
何かしら一石を投じるものとなれば良いのですが…
おわり。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TwitterでPOOLMAGAZINEを
Follow @POOLMAGAZINE_jp