- 接客
- 2015. 07. 14
『私の戦闘力は53万です。ホッホッホ』とか言いながら髪を切りたい。
こんにちは。
Junです。
日本ももう梅雨が開けてそろそろ夏本番というところでしょうか。
今僕がいますエクアドルは赤道の国という意味だそうで、とてつもなく暑いです。
暑さでやられたからこのようなよくわからないタイトルをつけたわけではありません。
実は僕、ドラゴンボールが大好きなのです。
小さい頃はかめはめ波もうてたし(でも目に見えなかった)筋斗雲を呼んだこと何回もありますから。
...来ませんでしたけどね。
そんなドラゴンボール好きをこじらせてこのようなタイトルをつけてしまいました。
『私の戦闘力は53万です。ホッホッホ』
もしお客様として美容室に行った時に美容師がこんなこと言い出したらどうでしょうか。
間違いなく何だコイツは...ってなってしまうと思います。
例えが悪いかもしれませんが、僕はこれこそ『つまらない美容師との会話』を解消する鍵なのかと思っています。
なにかと話題になる『美容師の会話が嫌だ』というもの。
半数近くのお客様が苦手だと思っているそうです。
僕はお客様との会話ってすごく大切だと思ってますが、実はこれには非常に納得もしています。
なぜなら自分自身、かつて美容師との会話が超絶苦手だと思っていたからです。
〜専門学生の時に東京で初めて行った某有名サロンAにて〜
美人の女性美容師『はじめまして〜』
僕『は、はじめまして (なんや、この人ええ匂いがするドキドキ) 』
〜中略〜
美容師『学校終わったらいつも何してるの〜?』
僕『ば、バイトしてます』
美容師『え〜すごいね〜なんのバイト?』
僕『(すごくないだろw)カラオケのキャッチやってます』
美容師『へ〜給料いいの?』
僕『ぼちぼちすねw』
若かりし頃の僕は、はじめましてだし美人だったので緊張しまくった上に、なぜこの人に僕のしょうもないプライベートを言わねばイカンのだ、とか思ってしまいました。
お客様からしたらこんなことよくあると思いますが...。
そう思いながらする会話ってやっぱり面白くないですよね。
そもそも美容師がなぜ会話するかというと、いろんな思惑がそこにあるようにも思います。
この人のことを知りたい、自分を印象付けたいなどなどです。
つまり『この人と話してみたい』『この人の話を聞いてみたい』という状態です。
もちろん黙ってカットすることも可能ですが、そもそもワイワイ会話したほうが楽しいじゃないですか?
でも楽しいって思ってるのが美容師側だけの場合が問題ですよね。
気持ちの一方通行。
美容師やってると、どうしても美容師目線というやつになりがちですが、あえて違う目線で考えてみた時に 『この人と話してみたい』『この人の話を聞いてみたい』と思うのってどんな時でしょうか?
美容室に限らず、人と会話するときっていろいろなシチュエーションがあると思いますが、そう思う時ってその人に興味がある時じゃないかと思います。
たとえばコンビニにて店員さんに『今日はいい天気ですね!この後おでかけですか!?』とか言われても『ええ、まあ(え、お前に関係ないじゃん)』ってなると思いますが、それが可愛くて前から話してみたいなと思ってる店員さんだったら喜んで答えますよね。
なんかそういうことなのかなと思ってます。
逆に言ってしまえば、興味を持ってもらえたら何言ってても双方にとっては『面白い会話』になると思うんです。
『私の戦闘力はホッホッホ』とか言って髪切ってても恐らく楽しいんだと思います。
やったことないからわかりませんがwww
でも僕もかつて『この人に切ってもらいたい!』『話を聞いてみたい』と思い訪れた美容室では、ひとつひとつの会話が楽しく、1時間なんて一瞬に感じるほど早く過ぎました。
もちろんすべてのお客様に興味を持ってもらったうえで来店してもらうというのは不可能な気もしますが、まずは自分が興味を持ってもらえるような人間じゃないといけないのかなと思います。
SNSな時代なので、そういった自分の情報を広めるのは容易なんだと思います。
それから、すべての人のハートをつかむ必要はまったくないと思ってます。
自分と似たような人だけでいいのかなと。
少なくとも全人口の0.1%くらいは自分に興味を持ってくれ、共通の話題で盛り上がれるって人がいると思いますが、仮にその0.1%の人が全員押しかけたとしてもやりきれませんよね。
だから万人受けよりもピンポイントでいいんだと思います。
その中から『この人に切ってもらいたい』『話を聞いてみたいな』という方が来店してくれたらいいのかなと。
そうして来てくれた方はきっと満足して帰ってくれるはず。
もちろんヘアースタイルは可愛くかっこよく仕上げたうえで...。
これにはまだ続きがあります。
新規でフラリと来られた方などの場合は美容師に対して興味も何もあるわけないですよね。
こんな場合どうするか...。
これは持論です。
会話に関しては初回は諦める
です。
はじめましてなもんははじめましてだし、緊張してる方に緊張しないでよって言っても無理があります。
もう次回につなげるよう努力するしかないですよね。
そもそも話したくない人もいるので、ペチャクチャ話すでもなく、今日晴れですねとか、休みの日何するんですかとかでもなく、うまく自分の強みをアピールできるか、うまく聞き上手になれるか、うまく好印象を与えることができるかが大切なのかと思います。
カットなら1時間しかないし、アシスタントならもしかしたら数分しかないわけで。
そんな短時間でも興味を持ってもらえるようになるにはどうしたらいいか?
もう魅力的な人でなければいけないですよね。
なので、美容師としてというよりも人として魅力的でありたいと自分自身でも思っています。
そしてせっかく興味を持ってくれて足を運んでくれたのならそこは技術で失望させちゃいけないなというプレッシャーみたいなのも生まれてきますよね。
そうすることで自分の尻も叩けたらなと思います。
大好きなフリーザ様が最近強くなって復活されたということで、書いてみました。
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