- コラム
- 2017. 10. 03
価値観を押し付けることなく受け手の体制を変化させていく
今月のオーサーテーマ、休みに対しての価値観について。
僕自身、雇用してもらい働いているとき、「休みなどいらない」という気持ちで突っ走っていました。
ただ、それはその時の情熱があるから。
僕は”情熱を燃やせる期間”というものがなんとなくあるような気がしています。
その人が取り組みに対して夢中になれるような時間ですね。
それが僕にとっては今、1事業5年です。
5年間は休みを取らずに頑張ろう!という考えで毎日行動しています。
ですが、それは僕自身の価値観。
働いていくれているスタッフに関しては、週休3日まで自由に取ってもらうようにしています。
スタッフの年齢や、家族環境、仕事へ求めるもの、で、休みに対しての感覚はまるっきりかわります。
何が正解かわからないので、休みに対しては、「選ばせる」という取り組みに。
僕の価値観で、「こうあるべきだ」というものをスタッフに押し付けず、
仕事も、休みも、どちらでもいくらでも変更できる 環境 で スタッフ自身に選んでもらう。
必要だと思ったら仕事を増やせばいいし、今はプライベートの充実を図りたければ仕事を減らす。
自由でいいんじゃないですかね?というのが最近の自身の指標です。
僕がスタッフに価値観を植え付け、教育していくスタイルはパワーもいるし、場合によっては心が摩耗する瞬間があります。
それよりも相手の価値観に合わせて休日や働き方をコントロールできる体制にかえています。
スタッフ自身も休みに対しての価値観が以前よりも変わり、
「美容師だから休みが自由に取れない」から、「美容師だからこそ休みが自由に取れる」という感覚にかわってきています。
これは、美容師として支持してもらう事ができ、お客様が美容師サイドの都合に合わせてもらえるから可能ですよね。
ありがたい。
スタッフが美容師を自分の生き方を崩さずにできるようになれる事で、休みに対しての価値観の変化もみているので、
その価値観を押し付けるのではなく、スタッフの価値観で成り立てるように変化してきたいですね。
トレーニングも含めて活動したい人はガンガン行う。
休みを優先に仕事をしたい人は休みを優先にしたライフスタイルを確立する。
うちのグループでの休みへの価値観はこんな感じです^^
答えは自分の中に。
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