- コラム
- 2016. 11. 28
大切な1回を行くならどんなサロンに行くべきなのか【その後の展開!】
さて、プチ炎上した前回の記事ですが、
意図が伝わりづらかった方もいたみたいなので追記と、その後いろんな展開があったのでご報告しますね。
まず、前回の記事に追記
再三言いますが、
今回のサロンさんの技術や対応に関しては私からはあえて言う必要がないと思うので前回の記事同様書きません。
私が綺麗だと思うネイルの感じは、私自身の作品など見ていただければわかるからです。
一般のお客様の感じること、プロのネイリストさんが感じること、それぞれあると思います。
技術、対応はさておき、
お店の名前や住所などを《晒す》という行為は、果たして¥3000に見合っているのか?
晒すということは、もしかしたら全然関係ない人までが嫌がらせをするかもしれませんし、
はたまたお店自体潰しかねません。
それを生業としている方の生活を脅かすような真似を¥3000でしていいものなのか??
と思った、というのを前回の記事に追記します。
そしてそこからですね、
すぐに、なんとそのネイルを自分の爪にされたご本人からDMもらいました!
前回の記事に載せてたツイートは、その方のお友達らしく、
正義感からなんでしょうね、、
『ひどい店!晒してやる!』
という行為に突っ走る形になりましたが、
ご本人には、まず
「クレーム言うなら自分で言いましょ?」
てお話をさせてもらいました。
その方は
『頼んだわけではなくて、グチグチ言ってたらそれを友達が拡散してくれた』
とのことですが、これが私のいう、全然関係ない人の嫌がらせの1つです。
現に2000以上ものリツイートがされてましたからね、、
そしてその方から、さらに衝撃の事実が私に伝えられました、、
『そもそもその店に持ち込んだのは森さんのネイル画像です、、』と、、
えっ‼️
まあビックリしましたよね、、
こんな縁があるものかと、、
私の施術したネイル画像を持ち込み
これと同じ色にしてくださいとお願いしたが
他の店なら色をその場で混ぜてくれたりするのに
それもしてくれなかった、、と。
まあそれも、¥3000ならそういうお店もあるんですよね。
混ぜてオリジナルカラー作ってくれる店もあれば、そうじゃない店もある。
(もしかしたらそこは値段すら関係ないかもしれません)
ただ、また前回記事と同じになってしまいますが、嫌な思いをお互いしやすいのが、低価格の店なんです。
店側の値段の意図が伝わっていないと、事故みたいな今回の案件、非常に起こりやすいんです。
今でこそ、私は単色の正規料金¥10210という価格でやらせていただいておりますが
唯一¥3000台だったことがあります。
それは、ジェルネイルというものが初めて世の中に出た時です。
その時は、当時のスタッフと話し合った結果、ジェルの講習は受けたから理論は理解した。
だが万人の爪に施術してみないとわからない。
だから¥3000にして、とにかく数をこなして、剥がれ具合や取れ具合を見よう、と。
いわばモニター価格ですね。実際やってみたらそこまで取れる、剥がれる、などなかったものの、いろんなタイプの爪に触れられる良い機会でした。
その時一度限りですね。それほどの低価格にしたのは。
だからやはり、¥3000というのはかなりの破格であり、なにかあるんですよ。理由が。
なので、価格設定が安いお店に行く時は
心配であれば『なぜ安いのですか?』と問い合わせして行くのも一つ手だと思います。
ご本人の方には、
「¥3000だから手を抜いたわけではなく、もしかしたら技術が不安定だからその値段設定なのかもしれない。
そこまで貴重な1回なら、もう少し予算を見直すべき。
そもそも¥3000はモニター価格です、その上で果たしてその人の生活を奪うほどの値段か考えてみてほしい。」
ということを再度お伝えして、
下記のようにいただきました。
気持ちはわかります。
私は今回の記事は、技術や対応のことにはあえて明言せず書いてますから、何も言いませんが。
ただ!
自分の名前も晒さず、匿名の人たちが寄ってたかって言うことなのか?
それはもう《悪意》と同じであり《SNSでの暴力》だと感じました。
そもそも、この店となんの関係もない私が、あえてこれを記事の題材にした意味を、考えてもらえればわかると思います。
「記事に関して何かあるならDMにどうぞ」とツイートすれば
やはり名前も身元も晒してない人から、
『芸能人が顧客だから強気に出すぎ』などとメッセージもらいましたが、
とんでもない!!
はっきり言って、こんなこと記事にしないほうが私は得です、、
だまってやり過ごす方が賢いです。
こんな記事をあえて書いたので、次の日来たお客様に
『森さんわざわざ余計なストレス抱えなくていいのに〜笑』て笑われました。
そりゃそうなんですよ。
それでも見逃せなかったんです。
それに私はご本人の方にも言いました。
「そんなにむかついて晒したいなら、うちの店で同じ¥3000でやりますよ!て。だから晒すのやめてあげて下さい」て。
身銭切る必要ありますか?笑
全然見ず知らずのサロンの尻拭いをわざわざ自分の店でする意味‼ 笑
でもそこまでするくらい、重大なことなんだ、と気付いてほしかったからです。
最終的には、¥3000だと事故にあう可能性が高くなることをわかってもらえたと思います。
とはいえ、やはり最低単色¥5000以上はいただける技術を身につけ、
お客様にも『だから¥5000なんだ』て思ってもらえる技術と接客をしたいものです。
安くすれば集客できる、て安易な考えが、こうしてネイルを楽しみにしてるお客様に不快な思いをさせてしまう、、
これからネイリストになる方も、今低価格のサロンで働いてる方も
今一度、値段の意味を考えてみて下さい。
(安い場合はなぜ安いのかを伝えるとか。モニター価格、など。)
私も今回、こういう嫌な思いをされた方と直接お話しして、発信する大切さを学びました。
ネイリストが当たり前に思ってることを
お客様が同じように知っているかといえば
そうでない場合もあるんですよね。
実際、ご本人の方とかなりお話させてもらいましたが、とても発見が多かったです!
私も新たな気持ちで頑張れそうだな、て思いました。
最後に、たまたま見つけた他の個人サロンさんの似たようなブログあって許可頂いたので載せておきますね。
この方はたまたま検定もスクールも必要ないんじゃないか的なことを元に書かれている方ですが、そこは関係なく、
ただただ個人サロンさんの
スタートから今までの体験談を綴った記事がすごくリアルだなって思って紹介しました。
私はスクールも検定も必要派だけど
たぶんこの方もサロンやご自身のステップアップの中で
また考えが変わったり、方向転換したりすると思います。
すごく個人で模索しながらやってる感じが現場のリアルな話を書いてるな、て感じました!
そして、これ読むと、安心できるサロン価格の目安がなんとなくわかると思います。
(この方は東京なのでまた全国で多少のバラツキはあるかとは思いますが 汗)
今回、嫌な思いをされたご本人の方は、このブログでいう『嫌なお客様』ではありません。
行き慣れてないがために
¥3000という価格でも、¥5000や¥10000と同じクオリティのモノが、ただ安くなっているだけ、と知らなかっただけなのです。
これを機に他のネイルサロンもいろいろ試してみる、と言っていただけたので、またネイルを楽しんでいただけそうでホッとしました。
とまあ、あっという間の展開でしたが、こんな感じで終わりましたっ。
明日からも私は地道に¥3000以上の値段なので技術、接客頑張ろうと思います!
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