• コラム
  • 2016. 05. 13

美容師は鬱を学ぶべき

美容師という仕事をしている方は俗に言う「熱い方」が多い様に思います。
そして「気持ちの持ち様で変わる」「モチベーションを上げよう」といった類いの話しは腐るほど聞きます
もちろんその精神論は正しいし、売れる為のチャンスはそこにしか無いと思いますが、中には「そうしたくてもできない人」もいる事を忘れてはならないんじゃないかと思います

正直、美容師は「鬱」と言うものをあまり知らず、「モチベーション」と言う言葉で軽く考えてしまっている所があるんではないでしょうか?
なので対応が雑になるし、対応が出来ないから結局辞めるという形になってしまっている人もいるんではないかと思います

僕は医者ではないので参考程度に見て頂いて

これを機にちょっと美容師と「鬱」の付き合い方を考えてもらえたらいいかなと思っています






*鬱は特別なことではない


まず鬱というモノは非常に身近にあるという事を知っておいて欲しいと思います
実は生涯に1度はうつ病になる人は15人に1人はいると言われています

実際は4人中3人は病院に行っていなといわれているので

もっと多い割合でうつ病にかかる可能性があるって事です





*鬱の程度
スタッフがそんなうつ病なんてお袈裟なものになってたらすぐわかるよって方も多いと思いますが
鬱には程度があります
軽症:ウツの症状は認めるが、日常生活は送れるため周囲には気付かれない事もある

中等症:ウツの症状をみとめ、日常生活にも支障が出始めている(遅刻や欠勤を繰り返すなども含まれる)

重症:ウツの症状により、日常生活がほぼ行えなくなる
大体こんなものですが僕も長い事美容師やってますが、今思えばうつ病かどうかは別として中等症位に感じた(遅刻や欠勤を繰り返していたという事)までの子なら結構いた様な気がしますし、軽度なんかはしょっちゅういたような・・・
その時は鬱など頭にないのでテンションを上げようとか、モチベーションって言うのはな・・・みたいな話をしていた様に思います

話しを戻しますが、程度がつくと「軽症ならいいじゃないか」となりがちですが



あくまで病気であり、「なめている」とか「やる気がない」、「甘えている」わけではないですし、病気なので軽症であっても適切な対応や治療をしないままでいると悪化していってしまいます





*鬱の原因、症状



そもそも「鬱になる原因」と言うのはストレスや環境の変化などの普段の生活の中の要因が重なってなると言われているので誰でもなる可能性を秘めています

特に・生真面目・几帳面・仕事熱心・責任感が強い・他人の気持ちに敏感

などの性格の人がなりやすい様ですが、これって美容師に多そうですよね?

症状についてはいろいろありますが、簡単にまとめると

・理由もなく気分が落ち込んだり悲しい気持ちになる

・興味や喜びをかんじなくなる

・思考力が低下し集中力が低下

・意欲の低下

・なんでも悪い方に考える

・睡眠異常(不眠や過多)

・食欲異常(低下や増加)

・疲労感
だそうです。

もしこんな症状が長く続く様なら鬱の可能性が・・・




*治療方法としては


心と体の疲れを十分にとることが1番で、他に薬や考え方を変える精神療法などもある様です。

でもそもそも真面目な性格の人が多いので休むことに罪悪感を感じてしまう事もあり治療が進まないと言ったケースも多いみたいだし、治療をしたとしてもすぐに効果が出るのではなく数ヶ月単位で考えるもので、再発などを防ぐためにはさらなる時間が必要な様です。

とまあこんな感じで「鬱」ってモノと「モチベーション」って言うモノは勘違いをされやすいものだし、自分でも気がつきにくいものだって事です
だからモチベーションが低いなって思ったらこの事も頭の片隅において見てあげて欲しいなと思います。
医療の素人である僕ら美容師に判断する術は正直ないので怪しいと思ったら病院に行ってみるのがいいと思います

そして僕たちにできるのはそうと分かった時にきちんと協力をする事なんだと思います




せっかく目指した美容師の道を「鬱」に閉ざされてしまわない様に、

本人も周りもちゃんと向かい合い解決していく姿勢が必要なんです



美容師の世界が厳しい事はみんな分かっているからこそ、救いが必要になった時に諦めず、どうやって救い出すべきかも学んでおきませんか?

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