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  • 2016. 04. 05

店のブランドを背負うなら自分というブランドはより大きなものであるべきだ。


美容専門学校に入学してはや一年。学校の先輩方は美容学生から美容師となり、大きな夢を持って羽ばたかれました。

そしてふと気がつけば僕ももう2年生になった。さぁ、いよいよ就活の年です。

ということで、僕は時たま同期の学生に「就職希望先は決まった?」と尋ねていますが、返ってきたサロン名が有名店であることが概ねです。

そこで気になることが一つ。

もちろん、必死になって努力しており、人格的にもそのサロンへの就職を希望するに足りる学生もいるのですが、大した努力もしてないでネガティブな発言ばかりして、、、そんな状態でもなお有名店への就職を希望する猛者が多くいるのが現状。

 

そのサロンのブランドを背負うなら自分というブランドをそれ以上大きなものにしておくべき

僕は思う。有名店だとかそうでないだとかはどうだっていい。そのサロンのブランドを背負うなら自分というブランドをそれ以上大きなものにしておくべきだ。と。

とはいえ、初めから自分というブランドをそのサロンのブランドより大きなものにしておくのは困難なことだろうし、せめてそれに向かった努力をするべきだと思う。というか、これは必要最低限の前提の領域にある努力だろうし。

これはファッションにも通ずる。Twitterでも言ったけど、ブランドのロゴが入ったファッションアイテムに何万も掛けるのってセンスを感じない。

 

ブランドに飲み込まれてないで自分をブランド化しろよって話

自分というブランドが浅はかな状態であるのにわざわざブランド物のファッションを身にまとう必要はない。世間一般においてファッションは自由かもしれないけれど、僕は反対だ。ブランド物のファッションアイテムが欲しいのは自分というブランドが浅はかなものだから。自分が薄いからお金出してブランドを課金しているようなもの。

「いやいや、この人が着ててかっこよかったから!可愛かったから!」って、それってその人自身に確固たるブランドがあるからこそブランド物のファッションアイテムが似合っているのだろう。というか、見合っているのだろう。

だからこそ、晴れて美容学生から美容師になってサロンに就職する時、そのサロンのブランドに見合った自分であるべきなんだ。自分はそのサロンのブランドに見合っていないのにも関わらず、それを背負おうとしたって浮き彫りになるだけだ。言い方悪いけど、自分にブランドがないから外からブランドを手に入れて自分に貼り付けているだけ。そのブランドは決して自分に馴染んでいない。

だから僕は自分というブランドに磨きをかける。そして外からブランドを手に入れようとは思わない。僕は自分をブランドにすることこそが唯一無二のブランドを生む手段だと確信しているから。

 

自分の外部のブランドを背負うのは自分というブランドを確固たるものにしてからだ。

これが美容学生から美容師になり、サロンに就職する際の唯一の懸念。とはいえ、僕の勝手な懸念なんですけどね。偉そうなことばかり言ってすみません。

今回のオーサーテーマは「美容師になる君へ」僕は学生的な見地からの声を。ということで、今回は就職の際の唯一の懸念を述べてみました。如何でしたでしょうか。

僕も就職先のブランドに見合う自分を作るためにも引き続き邁進してまいります。

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