- 教育
- 2015. 02. 18
学んだことは、目に見える物に、「形」に変えていく
ここ数年、学んだことの吸収スピードを上げようと思い、継続している事が1つだけあります。
それは、「形」にすることです。
今までの僕は、
- 「勉強しています」
- 「努力しています」
- 「行動しています」
こういった形がない言葉を、使う時が多かったです。実際に、自分のレベルではありますが、勉強もしていますし、行動もしています。
しかし、それでは、”身につくスピードが遅い”と感じる事が多々ありました。
身に付くスピードの低下を感じるようになってからは、
学んだことを目に見える資料や形にしてカウントする事を心がけています。
- 勉強 ⇒ PDFやマインドマップにまとめ、仲間内でシェア
- 努力 ⇒ 具体的な数値や回数、個数を決めて、提示できるようにしておく
- 行動 ⇒ 全てに対して、ノルマ、期限、を決めて、何をどれくらい作るか?をきめて行動する
これらの事は分かっていても、意外とできていないときが多いです。
先日、一緒に勉強している仲間から一冊の本を勧めてもらいました。
通常だったら読んで満足して終わります。
しかし、今は一緒に仕事をしている弟にも情報をシェアするようにしています。
その為に、学んだことを資料(PDF)に書き起こしたり、マインドマップにして情報を咀嚼します。
勉強する為に作るというよりも、知識を深める為に資料を作る機会が増えてきています。
僕にとっては本を読むときよりも、資料(形)作りのが、理解が深まります。
スピードの低下は、「学んだ気」だけで「形」になってないからかもしれません。
同じことを学んでも、人によって成長スピードに「速い」「遅い」が確実にあります。
元々あった理解力やセンスなども影響するかもしれませんが、
- 「速い」人には、始めながら理解する習慣
- 「遅い」人には、理解してから始める習慣
があるように感じます。僕は後者の、理解してから始める習慣が染みついてしまっていました。
どちらが良いか悪いかはとかではなく、「学んだ事がなかなか身に付かないな~・・・」と感じる時は、
もしかしたら、やっている「気」になっていて、「形」として実践していないのかもしれません。
子供の頃の方が、物覚えが良かったのは、「とりあえずやってみる」で始まり、失敗を恐れずにトライ&エラーを繰り返していたからと感じます。
歳を重ねるにつれ、いつのまにか効率を求めて失敗をしない選択をするようになってしまいました。
しかし、その選択が、逆に効率を低下させてしまう原因でした。
そうならないように、これからも、理解する前から、目に見える形作りを目標にして、習慣付けようと思っています。
「形」を作る事を優先して行動する事は、失敗は多いですが、結果的に見たら早いスピードで成長していけると感じています。
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