• 集客
  • 2014. 11. 30

サロンの魅力がお客様に伝わっていないのは悲しい

今月の共通テーマの『集客』についてです。

集客と聞くとオーナーさんでもあまり良い反応を示さない方も中にはいます。
「いい技術があれば勝手に広まって組んだよ!」と。

サービスを利用するお客様からしても、聞いていて気持ちが良い言葉ではないかもしれません。
それでも育ったスタッフや素晴らしいお店ができたら、やはり多くの人に知ってもらいたいと思うのは当然です。
僕が思う集客って単純で「伝え方」と「届け方」の2つが軸になっていると思います。
この2つの視点を持てれば、WEB集客でも、広告でも、口コミでも、見コミでも、媒体はなんでもいいのではないでしょうか?

一つに絞るよりも、全体的に万遍なく取り組んで、反応があるものから力を入れていけばいいのであえて媒体を絞る必要もないかと。

過去の経験で学んだ事と価値観

以前勤めていたサロンで新規のお客様を月100人ご来店頂く事に成功した事があります。。

それまでは一月5人~10人以下(超老舗だったので)の状態でした。%にすると1パーセントいかないくらいです(汗)
※その分既存のリピート率は95%とかです。

その時に集客として成功したのは、集客なんて少しも狙っていなかったスタッフに配信するメルマガです。

内容は、その日のMVPを取り上げたり、技術に合格したスタッフにフォーカスを当てて配信をしていました。
スタッフが読んでくれる工夫をする為に1日1時間以上つかって練習後にタイピングして配信です。

そのメルマガがいつの間にか、スタッフのご両親や親せきに見てもらったり、親御さんが務めている会社の方や役職を持っている人が見てくれたりするようになり、「スタッフにメルマガ出している面白い店長さんがいるよ」という形に広がっていきました。

集客として効果を表したのは、「〇月にみんなで決めた目標の人数を突破しよう!」とメルマガ内に記載したことでした。

そのたった1行を見て、「以前からメルマガを読んでいて気になっていたので丁度いい機会だと思って来たよ」と来店してくださいました。
この月は、100名の新しいお客様にお店に来て頂く事に成功しました。

無我夢中で一生懸命書いていたメルマガでしたが、「伝え方」という視点で見ると、いつの間にか「応援してくださる方が増えていく伝え方ができていたんだな・・・」と思いました。

集客を考えると振り返り確認ができる。

集客のいいところはサロンの魅力を考え直せるところではないでしょうか?
自分のサロンがどんなコンセプトを元に作られているのか?

なぜ壁がこの色で、この植物をここに配置しているのか?
なぜ天井がこの高さで、照明がこれをつかっているのか?

なぜスタッフはこんなに笑顔で元気よく対応するのか?
なぜスタッフはこんなに物腰が柔らかく落ち着いた対応をするのか?

入社したピチピチの新人は見よう見まねでベテランの先輩を真似ていくと所から始まると思います。

ただ、集客を学びだすと、サロンが作られたルーツを確認するところから始まり、そこにあった企画が組まれ、キャストとして役割が決まっていきます。

集客の勉強をしたスタッフと、まだ勉強をしていないスタッフと比較すると、勉強をしたスタッフの方が「サロンを知っています」

魅力を知って頂く為の伝え方や届け方を考えて工夫して、みんなで考えていければ、統一性がでてきてサロンの魅力が1本化されて届きやすくなるかもしれませんね。

ありがとうございました。

POOLMAGAZINE公式LINE@
おすすめの記事をお届け!
友だち追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

NEW ENTRY

最新記事のつづきを見る

CATEGORY

POPULAR ENTRY

Six by ネイル大学

BACK TO TOP