- 接客
- 2014. 12. 11
無くなってしまった【流行】を追いかけるのをやめませんか?
こんにちは西岡です。
年の瀬も迫り、皆様お忙しくされていることに思います。
山田元一さんのブログで、ホントにそうだなって思ったのがありました。のでご紹介を。
流行とは、他人と同じ格好をしたいという欲望と、他人とは違う恰好をしたいという欲望が、鋭く矛盾するその結節点で発生する集団的できごとであり、矛盾するから動き、そこにとどまらず次の矛盾点へと移行するから「流行」になるのです。
こと流行というものは、アパレルにとどまらずヘア業界にも、もはや存在し得ないと思っています。
右向け右に同じようなデザインを求めておられるお客様も、あまりいないように感じていて、
お客様は、ミニマムに扱いやすく、
かつ自分のライフスタイルに合った唯一無二のもの(決して奇抜というわけではなく)を求めているように、日々感じています。
ですからこれが流行っています!!とか、このデザインが流行しています!!っていうのがなんとなく、
「ホントかよ…」
と思ってしまったり、
もっとお客様に向き合い、その人にあったものをデザインしていく方が本質的なのかなって。
もはや21世紀的に喪失してしまった流行を追うのではなく、目の前のお客様の潜在的に求めているデザインを引き出すことに注力した美容師にならんとイカンなぁなんて思った35の冬でした。
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