- コラム
- 2015. 10. 30
勝手に死にかけて、、、、。そして生まれ変わったぜ☆
どうも。
LIMの統括ディレクターのカンタロウです。
前回の日記にも書きましたように、4月の頭に『LIM大阪☆新人歓迎リレー大会』での転倒により、左手首を骨折したカンタロウ。
手術によって、金属プレートを骨にはめ込んでから、早くも半年が過ぎましたので、この度、晴れて金属プレートの摘出手術を受けて参りました。
カンタロウのFacebookの投稿を『断片的』にご覧になられてる皆様からは、
『カンタロウの奴、ついに身体でも壊して入院したのか?!』
などと、多大なる御心配をおかけいたしましたが、本当は何てことはありません。。。
ただの、『復帰手術』なのでした。。。
という事で、、、、。
まずは、 、、、。
手術の前日から入院をいたしまして、採血やら心電図、血圧など、いろいろな検査を受けます。
(刺青のせいで血管が見えなかったようです。。。秋山さん、ありがとうございました。)
そして、夕方から『絶食タイム』に入りまして、あっという間に消灯です。
なんだか不安で寂しい気分になります。。。
翌朝、ちょっと恥ずかしい手術着(背中の開いたミニワンピース風)に着替えさせられまして、
朝の9:00から早速、手術開始です!
左腕の二の腕のところをゴムチューブのようなものでギッチギチに締めつけられまして、血の流れを止めます。
そして、手の甲から『点滴』による麻酔薬を注入していきます。
左腕全体が痺れてきましたら、いよいよ切開開始でございます。
まぁ、手術中は完全に麻酔薬が効いていますので、痛くも痒くも無いんですが。。。
なんせ『局部麻酔』ですので、意識だけはハッキリしておりまして、執刀医とも話をしながら手術が進んでいきます。
金属プレートの摘出が終わり、あとは縫合だけという段階になりましたら、左腕の二の腕を締め付けていたゴムチューブが外されます。
ゴムチューブによって、止められていた血流が一気に左腕に流れ込み、そしてそれと同時に、そこに溜まっていた麻酔薬も全身に流れ込んでいきます。
ここで、ごく稀に、ごく稀にらしいですが、、、、。
この麻酔薬による『ショック症状』を起こす患者さんが、たま〜にいるようで、看護師さんからも、
『ご気分どうですか〜?気分が悪くなったりしていませんか〜?』
などと、何度も何度も容態を確認されます。
まぁ、身体の変化も何も無かったカンタロウは余裕の表情で、
『オッケ〜〜〜!』
なんておどけてみせていたんですけどね。。。。
ちょっとしたら、何だか呼吸が苦しくなってきましてね。。。。。。
『先生。。。。。なんだか喉がちょっと変かも。。。』
そう言ったのも束の間、今度は下顎がカクカクと痙攣を始めまして、、、、、。
『先生。。。。何故か顎が痙攣してるよ。。。』
血圧や心拍数を示す機器が目の前にありますので、自分の身体の異変も一目瞭然です。
120ぐらいだった血圧が、140、150、160、165とどんどんと上がっていきます。
70ぐらいだった心拍数も、80、90、10、120、130と、横になっているだけにも関わらず、どんどんとお祭り調子で上がっていきます!
そして遂に、『全身の痙攣』が始まりまして。。。
そんなカンタロウの容態に、執刀医の先生も、ちょっと慌てた様子を見せはじめまして、
『ちょっ、麻酔の先生を呼んできて〜!』
ってな感じで、あっとい間に『死に際モードの空気感』に突入したのでした。。。
麻酔の先生は、
『大丈夫ですよ〜。心配無いですからね〜。たまにあるんですよ〜。』
なんて『気休め』を言ってきますが、はっきり言って、こんな状況ではそんな言葉は全く信じられません。。。
それで、それから今度は一気に眠気が襲ってきまして、その時に初めて、『死』というものを、完全に意識しました。
『麻酔先生、もしヤバいんだったら、本当のこと教えてください。。。色々と最期に伝えておきたいこともいっぱいありますもので。。。』
と伝えたら、先生は、
『君、大袈裟だよ。大丈夫ですよ。』
っと笑い飛ばされました。。。
しかし、自分の身体がそんな状態になったことが無いカンタロウですから、やっぱりそれでも信じられなかったですね。。。
『あー、こんなに簡単に、もう俺の人生は終わるんだな〜〜。。。』
って。。。。。
まぁ、結果的には、これらのすべては完全に『カンタロウの一人っきりの空騒ぎ』だったわけでして、、、。
まぁ、今もこうやって元気に面白おかしく、少し話も盛りながら、ブログを書いてる次第なわけですよ。。。
でもね、、、、。
今考えると、あの『勝手に死にかけた』あの時、不思議と焦ったり、もがいたり、恐怖を感じたり、全くしなかったですね。。。。
なんか、『死を受け入れていた。』って言うんですかね???
『まぁ、しゃーないな。。。伝えたいことだけ、伝えておきたいな。』
って言うぐらいの感覚でした。
それでね。。。。
思うんですけどね。
『きっと俺は、これまでの人生に納得していて、幸せを感じてるんだなー。』
って、『自覚』と『確信』をしたんですよね。
なんか『ひと皮向けた感じ』がしましてね。
只今、生まれ変わったような気分でございます。
そんな『勝手に感じた死に際』で、『伝えたかった内容』はさておき、カンタロウが『最期に色々と伝えておきたかった相手』とというのを、ランキングで発表します。
1位、嫁のワイさん
2位、子供の愛蘭(アイラン)と俐皇明(リコウメイ)
3位、鈴木家の家族
4、LIMの社長の西村をはじめ、全スタッフ
の4つだけでした。
他にも誰かいないかな〜っていろいろ思いを馳せ巡らせてはみたんですが。。。。
残るは懺悔の言葉ばかりでした。。。
本当に大切なものって、意外とこれぐらいしか無いんですね。
まぁ、しかし、勝手な死に際でしたが、そんな経験をしたことで、
もっともっと、自由に生きてやろ!!
って、本気でそう思えるようになりました。
まぁ、今でもそれなりに自由にやってますので、
お前、どんだけ自由にやるつもりやねん。。。
って突っ込まれそうですけどね、、、。
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