- 技術
- 2014. 07. 09
コンテスト
先日 大阪で美容師さんのコンテストの審査員をさせて頂きました。
業界では知らないヒトはいないんじゃないかな?っていう美容師さんと共に
美容師さんのコンテストなんですけど
コンテストって……
って思ったり
あんなの何の役にも立たないとか
あんな奇抜なもの〜
って思ったりだとか
そんな風に言う美容師さんも沢山いるのを知ってます
また
フォトコンって感じのもあったりいろいろあります
でもリアルなコンテストの熱気はいつも素敵です
フォトコンもあったりしますけど
やっぱり熱量はリアルなコンテストの圧勝だと思います
その日までにモデルさんを仕込み
当日にカットして仕上げて
それまでに衣装を決めたりメイクを決めたり
当日にモデルさんを輝かせる為に本当にいろんな事を考えたり試したり
そんなのがコンテストですね
奇抜だろうが何だろうが
役に立たないわけはないのですね
っていう前フリですけど
まあそれを踏まえた上で…
モデルさんを輝かせたいのか?
それともデザインを見せびらかしたいのか?
オレのデザインを見ろ!
って感じなのか
モデルさんをオシャレにしたいのか
って所でまず分かれ道がある気がします(どっちがいいとかって話ではないが自分的にこっちのが好き、こっちのが良いって思ってるところはありますが…)
また
フォトコンの場合は特にサロンスタイル部門とかが最近出来て来てるのでそれには
受けたいのか?
それともなにか新しい表現がしたいのか?
ってところで分かれ道があると思います(コレもどっちがいいとかって話ではないが自分的にこっちのが好き、こっちのが良いって思ってるところはありますが…)
僕が審査員賞で選ばせてもらったモデルさんです
強いデザインでは無かったですけどモデルさんを素敵にって言う中で
色々デザインを盛り込まないでモデルさんが輝いてたので選びました
まあもうちょっとだけ
もうちょっとだけ攻めて欲しかった部分もあるのだけど
っていうそんなさじ加減を
常に考えたり盛り込んだり削ったりして行く
そんな事が凄く大事な事だと思ってます
毎日のデザイン 毎日のサロンワークがそう言った感じになれば
もっともっとオシャレな美容師やオシャレなヒトが増えるのにな〜と思います
凄いデザインや凄い技術ってのでは無いけど
そう言った考えや行動が一人一人の個を作っていくんではないかな?
って思います。
今は本当に
カットしないでアイロンしたらいいの?
ヘソ出したらオシャレなの?
可愛い子写真に撮ったらいいの?
受けてる表現を真似したら良いの?
ってのを凄く見かけます………
誰かがやったものや表現したモノを真似るってのや
模作するってのはある種大事だけど
誰もしてない事を探る事っての方が大事だと思う
そして
ダサいギリギリ……
このダサいギリギリが大事だと思うんだけど
ダサいギリギリなんだけど
オシャレ!!!!カッコイイ!!!!
ってそんなのをね探ったら絶対だと思うんだよね
難しいし出来てるわけじゃないけどね………
そんな事を凄く思ったコンテストの審査員でした
次の日にスタッフの黒田がカットしてくれって言うのでカットした
坊主ぐらい短くしてって感じだったので今回は前髪残して良い?
って聞いて前髪だけパッツンとカット
そんな気分になったんだろうねw
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