• 技術
  • 2014. 07. 21

【シャンプー】という技術にみる将来性

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【シャンプー】という技術が美容師になって最初学ぶ技術(のとこが大半だと思います)である事の意味を考える事がよくあります。

シャンプーに見える将来の技術向上要素は果てし無く、根本的に後の技術に繋がる部分が多い様に思います。

最近の僕の立ち位置から見えるシャンプーの技術向上要素を幾つか挙げてみましょう。

*よごれを落とす、リラクゼーション

これに関しては論じるまでもないので割愛しますが(気持ちよいなどは当たり前である前提)、今回はそれ以外の角度から考えてみましょう。

*シャンプー座椅子を倒した時の角度が一発で決まるか?

シャンプーをする為に座椅子を倒すわけなんですが、最近のものは電動も多く、お客様にお声がけして場所を調整して頂く前にやるべき事があります。

腰掛け位置、首の長さなどを的確に判断し、倒し方を計算していきましょう。一撃で高さ調節が決まった時などはやる側も「うし!決まったぜ!」お客様も「なんか一々動かされなくて快適だなぁ。」正に「win×win」です。

*技術(気持ちよさ、力加減)などはさておき、髪質を判断。

お客様の髪質はまさに千差万別です。

イケてないシャンプーマンはそれを感じ取ることをせず猛凸型シャンプーを繰り返し何も自分の向上の糧としません。

これではレベルが上がりません。

硬めの方は割とガシッと洗っても後に絡む要素などは少ないですが、ダメージ毛、細毛の方などに何も意識せず洗いまくるシャンプーマンの姿を見てしまうとどの担当者のお客様であれ背中に毘沙門天が降臨します。

もしくは「冥王 ハーデス」が降臨します。わかりますか?

レバー叩いたらフリーズ。後に「左から押してください。」とシンプルに表示される感覚です。

つまり空気が止まるということです。余談がすぎましたね。

*鼻息

これ、ちょっと笑ってしまいますが非常に気にすべき技術向上ポイントです。

シャンプーしている時に「鼻息の方向性」を定められないシャンプーマンはスタイリストになって「前髪をカットする」時もやらかすと思ってしまいます。

シャンプーする時に「鼻息フンフン」前髪を切る時に「鼻息フンフン」はイコールという感覚です。

これが意外とカット角度にも影響しますし、気遣いにおいてマストであることはいうまでもありませんね。

ここにも意外と技術向上要素が含まれています。

*タオルドライ

髪質を判断の部分と同様ですが、ここを全く無視してタオルドライをしてしまうシャンプーマンの子を見ると将来を悲観してしまいます。

基本的にここで髪を絡めている要素が高く、どんな髪質の人でも同じ様にタオルドライをしてしまいますと、上がった時に絡みまくりお客様の不愉快度を上げること請け合いです。

それがわかっていれば「ポンピングドライ(指ではねさせる様にタオルドライする)を中心にタオルドライし、ガァー!!!っとよくやるタオルドライ法は躱し、中間から毛先にかけては優しく拭き取るなど、気持ちよさと効率、そしてお客様の髪に優しいタオルドライ選択をすること。が将来の考え方に繋がると思います。

毎回、同様の事をし、絡みまくった髪の毛の処理を数分間(無駄に!)かけてしまうお姿を垣間見てしまいますと「バハムートを召喚」してしまいたくなります。

そう。「メガフレア」ですね。

そこで「コーミング」という技術が到来します。

「僕が最も大事にしている技術。それはコーミング。」

(コーミングとは…髪の毛をとかす技術、綺麗な状態にとかす技術)

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全ての技術に共通する「コーミング」という技術。

シャンプーを上げた後に無作為にコーミングを行っている姿をみるとどうしても解せません。

一番ドツボにハマる一例としては…

「毛先の絡みを取る為にコーミングし、”カリッ!カリッ!!!”と音をたてる愚か者」

そもそも論、そんな髪をカリカリ音をたてとかさなければならない状態を作り込み、挙句、音で不快感を出すなどの行為を行っていると怒りというより悲しみが襲います。

バハムートからシヴァにコンボしていく感覚ですね。

火から氷なんか伝わるでしょうか。

その様な寒々しい音をたてるわけです。

お客様なら経験あることでしょう。

「もしやこれ…痛んでるんじゃないの…???」

これをやらかしてしまいますと、常にここに対しての意識が及ばず、カラー、ひいてはパーマ、カットなどの技術においても意識が及ばない事は間違いありません。

当然デザインにも影響し、技術向上の妨げになることはいうまでもありません。

「音をたてる程のコーミングを行う=テンション(髪に対して圧力、腕の力がこもっている)をかけている」

ということを理解しないと後に繋がるカットでは…

「ノーテンションで切る(髪に圧力を全くかけないでカットする手法)」

ということができず、これまた不毛な練習を繰り返し、本質に行き着かないパターンが多く見受けられます。

この姿を見ることによってこれまた悲しさが襲ってくるわけですよ。

僕は…

「如何に最適なコーミングを行えるか?」

という所には並々ならぬ判断基準をもっており、徹底的に指導を行います。

コーミングイマイチな場合、個人的に大事にしているカラー技術においてマトモな仕上がり作れませんからね。

シャンプー時に気づかなくても徹底した方向転換を行います。

「指を抜くようにコーミングしろや!」

指を抜く。これはシャンプー時に必ず学んでいるのではないだろうか?と思われるわけなんですが、髪の毛を絡めない様に指を抜きながら洗う技術ですね。

この様に…

「シャンプーにおける技術向上ポイントは死ぬ程ある」

わけです。

論理的にも理解し、「シャンプー」一つとっても読み取れる事が死ぬ程あります。

今一度噛み締めていきましょう。

そして「髪の毛を感じて」いきましょう。

誰が言ったかわかりませんがこんな事を聞いた事があります。

「シャンプーが上手いヤツは売れる」

これは上手さやコミニケーション能力の高さだけではなく他にも隠された技術向上要素を読み取れる人も指されているのではないでしょうか?

今一度見直していきたい所ですね。

シャンプー。

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