- コラム
- 2015. 05. 28
美容師法の改正はビジネスチャンス!?
こんにちはJUNです。
只今アルゼンチンはブエノスアイレスにいます。
今回のオーサー統一のテーマは理美容師法の規制緩和について・・・ということです。
日本の裏側から、個人的な意見を書かせていただきますね。
最近ですね、って言ってもちょっと前のことなんで話題としては遅いんですけど、「美容室で男性のヘアカットは違法」みたいなニュースが取り沙汰されましたよね。
あ、違法なんだ。って思った人も多いと思います。
そもそも、美容師と理容師って法律と資格が別々だって知ってましたか?
理→カット、顔剃りなどにより容姿を整えること。
美→パーマ、結髪、化粧などにより容姿を美しくすること。
わかりやすく言うとつまりこういうことです。
理容師はカットもする男性パーマだけは許されるものの、女性にはできない。
美容師は女性カットがOKで、パーマの一環ではない男性カットは違反になる。
というわけです。
でも、現状皆さん普通にやってるんですよね。
今の時代にそぐわない法律(規制)というわけです。
今回この規制緩和に動き出した人たちがいます。
1000円カットのキュービーネットです。
※以下ニュースから抜粋
この規制を変えるべく、キュービーネットは2月20日、政府の規制改革会議に「理美容業界の規制緩和要望書」を提出した。内容は以下の通りだ。
■要望内容
理美容業に係る規制について、下記の規制緩和を提言いたします。
(短期的には)同一店舗における理容所・美容所の重複開設届を認め、理容師・美容師の混在勤務を認めるべき
(長期的には)理容師及び美容師の資格制度を統一すべき
これが実現すると本来分けられててできなかった技術ができるようになり、理容師と美容師が共に働ける世界になるということです。
僕個人としては大賛成です。
何でかというと、理容師さんの技術(特に顔剃り)をやりたいからです。
実は旅に出てからすごくそう思うようになりました。
もし僕が顔剃りできたらどんなにいいかなぁって・・・。
世界的にはヒゲって重要視してる人も多くて、どうにもバリカンじゃやりきれない時があります。
それとインド人やアラブ系の人の好む顔周りや耳周りや襟足のピッとしたラインもバリカンだと限界があるというか・・・。
東京に戻りインターナショナルヘアサロンを作りたい僕としてはそういうお客さんが来たら希望に応えたいです。
が、現状ではできない。ってかやり方さえ知りません。
まこれは個人的な事なのでおいといて・・・。
規制緩和によって理美容の技術の幅が広がる事になれば、それは双方にとっても良い事なのかなと思っています。
それから、実際その動きが出てきてひとつ思うことがあります。
『ビジネスチャンス』
つまり規制緩和によってビジネスチャンスがうまれると。
最近、経営などで成功した人や野望を持ってる人からビジネスの話を聞くことが多く、僕もよくそれについて考えています。
先日、医療とビジネスを結びつけ、新しい医療の世界や価値を作っていきたいという方のお話を聞きました。
それを成し遂げるにあたって1番の壁が法律なのだそうです。
つまり法規制が厳しく、新しく何か始めようとしてもその規制によってできないことが多いので、まずは規制緩和が必要とのこと。
最初にも書いたように、法改正や規制緩和になるということは今まで出来なかったことが出来るようになるということです。
逆に言えば今まで出来ていたことができなくなりますよね。
つまり新しく存在するようになるもの、存在しなくなるものがでてくる。
そして世の中に新しい価値観がうまれる。
そうなった時に当事者たちはその新しいものに対応していかないといけません。
ですが、ビジネスという側面から見た時に、これは同時にチャンスでもあるわけです。
規制緩和の波にうまく乗るか、または流されるかは人それぞれだと思いますが、うまく乗った人が新しいマーケティングを理美容業界にドーンと打ち立てるはずです。
いや、バーンかも知れません。
まてよ、ガシャ・・・やめましょう。
そういった新しいマーケティングの中にはもちろん専門学校やメーカーさんディーラーさんなども含まれるし、メイクやネイル業界なども関わってくると思うので、アイデア次第ではとんでもない何かが出てくるのではないかと思っています。
今のところ具体的にチャンスが何かって言う話は自分の中では全然わかりません。
うーん、例えば理容師さん向けメイクスクールとかですか?(笑)
わかりません(笑)
顔そりがしたい!とか一緒に働けるラッキー!とかいう感情論だけでなく、ビジネスチャンスという目線でも見てみると、今回の法規制緩和が実現したとしたら、理美容師のみならず多くの人にかなり大きな影響を与えるような気がしてます。
僕がその波に乗れるか流されるかはわかりませんが、流されるよりは乗りたいなとも思うので、常にそういった所にもアンテナを向けていようと思いました。
あ、最後になりますが世界的にはこのような理容師美容師をわける法律はなく、BarberもHair dresserも同じ扱いなんですよね。
分けてるのは日本の他だと台湾と韓国くらいだと聞きました。
不思議ですね。
ではでは、長くなりましたので。
今日はこんなところで。
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