• 経営
  • 2014. 09. 19

完全体なんてどこにも無い。だがしかし、それを求めよ!

BY KANTARO KANTARO

どうも。

LIMの統括ディレクターのカンタロウです。

今日のタイトルは『完全体なんて無い。だがしかし、それを求めよ!』です。

タイトルとは相反して、ちょっと矛盾があるかもしれませんが、カンタロウは常に『完全体なるも』のを求めながら、そして『そんなものはありゃしない』と諦めながら、『クリエイション』を続けています。

(まぁ、ここで言う『クリエイション』とは、一般的な美容師さんが行なう『ヘアースタイルを創る』という行為のクリエイションでは無くて、『組織を創りあげる』という意味でのクリエイションとさせて頂いておりますので、ご理解、よろしくお願いします。)

『完全体なる組織』を求めて、『完全体なるシステム』なんかを創り続けているつもりなんですけれど、いつまでたっても『完全体なる組織』や『完全体なるシステム』は出来上がりません。

LIMのトップになってから、既に15年以上。。。。

そういう事に取り組んでいるのですが、未だに、全くもって完成しませんね。。。

ただそれでも、な〜んと無くですが、少しずつは『良くなってる』というような実感はあります。

『15年前のLIMよりは少しはマシになってるよね?』

って言うぐらいです。。。。

しかし、『良くなった!』と実感できるのも、これまた刹那。。。

時が経てば、あんなに良かったものも、『良く無いもの』になったりしていたりしていて、

『もぉ、どうなってんだよ???』

って感じで、嫌になってしまう様な事も沢山ある訳ですよ。。。

『新しいシステム』や『新しい物事』を慢心の思いで、導入したり、決定したりする時、心の中では、

『ついに完全体が出来たぜ!!』

と、毎回、毎回、叫んでいるわけです。

が、しかし、、、。

それでも、やっぱり、また時が経てば、まったく『完全体ではいもの』になったりする訳ですよ。。。

同じ事を何回も繰りかえして言っていますが、、、、。

本当にそういう感じなんです。。。

必ず、何処かに穴があるんですよね、、、、。

でも、、、、。

 

だからこそ、、、、、。

 

色んな人と出会い、色んな話しを聞かせてもらい、色んな勉強をさせて頂き、そしてまた、『完全体なる組織のあり方』を模索し探究し、イメージを膨らませ、『美しく素晴しい組織』を編成しようとする訳です。

『絶望の中でも希望は失わない。』

カンタロウの先輩が教えてくれた言葉が何時でも心の中で響いています。

 

 

『LIMさんは、良いスタッフ、良いお客様が集まるから良いですよね。。。』

『LIMさんぐらいのブランドがあるから、そういう事が出来るんですよ。。。』

こういう言葉。。。。

 

良く言われます。

 

しかし、、、、。

 

LIMだって、どこかの有名サロンさんだって、はじめからそうだったんじゃないんですよね。。。

 

本当に観てもらいたい、感じてもらいたい所は、

『いかにして、LIMがココまで来れたのか?』

という所なんですよね。。。

 

そしてまた、

 

『LIMはここに留まらず、これからもどんどん行くんだぜ!!』

って言う所なんです。

 

カンタロウの感覚では、今のLIMでさえも、『完全体なる組織』とは言えない組織です。

人も辞めていきますし、たくさんの問題も起こります。

私自身も問題を起こしてしまって迷惑をかける事だってあります。

 

しかし、そういう物事を乗り越えようと、沢山の工夫や努力をしてきたからこそ、新しい価値や考え方が生まれ、そして、今のLIMが出来ているのです。

 

人は『完全体』を求めます。

 

それは、人間の性であり、本能であるから仕方ない事だと思います。

 

しかし、重要なのは『求める』ものにたいする『求め方』です。

『求め方』には大きく別けると2タイプあります。

『求める』という事を『探す』という行為によって行なう人と、『創る』という行為によって行なう人の2タイプです。

ここに、大きな差が出ます。

 

『探す人』は、本当にいつまでも探し続けます。

何処かに自分の求めている『桃源郷』があるんじゃないか?と。

いつまでも、いつまでも、ウロウロと探し続けます。

『最高のサロンはどこにある?』

『給料が多いサロンは?』

『休みが多いサロンは?』

『スタッフ間の仲が良いサロンは?』

『売れっ子スタイリストになれるサロンは?』

そんな感じです。

 

そして、

『創る人』は、いつまでも創り続けます。

こうすれば良いんじゃないか?ああすれば良いんじゃないか?と。

いつまでも、いつまでも、ウロウロせずに、そこで創り続けます。

『最高のサロンにするにはどうすればいいか?』

『給料が多いサロンにするには何をすれば良いか?』

『休みが多いサロンにするにはどうなればいいか?』

『スタッフ間の仲が良いサロンをつくるためには?』

『売れっ子スタイリストになれるサロンにするには?』

そんな感じでしょうか?

 

さて、どうでしょう?

どっちの人間になりたいでしょうか?

僕がお勧めしたいのは、後者です。

だって、『完全体なる組織』なんか、探したってどこにも無い事が解っているからです。

自分自身が『クリエイション』の張本人になって、『やる(創る)しかない』のです。

 

 

何度も言いますよ。

求めても良いんです。

でもね。。。

『なにがしたい?どうなりたい?』

まずは、そう言う『自分の答え』から『クリエイション』していく事です。

これまでもそうだった様に、これからもそうやって、

『完全体な組織なんかない!』と、『不完全体な組織』を受け入れながらも、その状況に甘んじず、完全体を求め続ける事です。

『求める』という事の本当の意味と行為を理解しないと、あなたは幸せには成れないですよ。

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