• 技術
  • 2014. 10. 22

【フォトセミナー】を受けてフォトが上手くなると思えない。

割と何回か言っていると思うのですが…

基本的に「フォトシュートセミナー」みたいなセミナーは乗り気ではありません。

依頼をいただける事はありがたいのですが、「あまり意味はない」と思っています。

ですが未だにいただく事は多く大変申し訳ないのですがあまりお引き受けしていません。

*フォトセミナーならプロカメラマンにお願いすればよいのでは…?

まず、普通にそう思ってしまうほどに今現在は「軸がブレている」様に思います。

*何のために写真を撮るのか定めていますか?

僕がむしろいつも問いたいのはそういう所で、「教えてください!」と言われて乗り気になれないのは…

「目的が見えていないのに教えようがない」

からです。

【髪作りが上手くなりたいのか?写真が上手くなりたいのか?が見えにくい】

そう、そうなった時に教え方も軸が変わってしまいます。

まずそういった「ゴール地点」を定めていますか?

「みんながやっているから。時代」

みたいな感覚なら別にやる必要もないと思います。

そして…

*「目的が見えていれば教わる必要がない」

そう、すごく変だなー。と思うことの一つに…

「まず何を揃えたらいいですか?道具は?ストロボは?」

みたいな質問かくるのですが、凄く「???」がつくんですよね。

「ハサミとか自分で選んでいないのか?」

そう、ハサミとかは自分で選んでいると思うんですよね。

僕ももちろんそうです。

写真に関してもそういうこと。

「あくまで自分のイメージを作るために補助するもの。」

写真の道具云々に関しても同様で、「自分のイメージ抜き」には語れません。

そのイメージなくして「ツールやライティングに注力しすぎて自分の作風を見失ってませんか…」

そんな感じに思うわけなんですよね。

髪の毛を切る時にはイメージがあってそれに最適な「ハサミ」を選んでるのではないでしょうか?

そういう所からまず考えてみましょう。

そして…

*じゃあ何の為に写真を撮るの?

という所を考えてみましょう。

僕はあくまで…

「髪をよく見せたり、参考になったりを表現する手段」

としてしか考えておらず、特に写真が上手くなりたい!とか思ってません。

「こういう髪ならこう撮ったらこう見える」

そういったものを試しながら試しながら構築しています。

*自分で試さない限りつかめることはない。

そう。そうなんですよ。

自分でやってみて、継続して、構築して…

全部自分で積んでいく他なく、そのきっかけエッセンスをもらった所で恐らくオリジナリティのない人が評価される様には思えませし、正直…

「写真が上手いで人から評価される事はない」

と思います。

あくまで我々は「髪型」です。

その辺を今一度考える所にきているのではないでしょうか?

*髪型ありきで考えてみた時に一眼じゃなきゃいけない理由とかあるの?

色んな見せ方があるし、なんでもいいと思うのですが、個人的には「正直、写真で魅せるというフェーズにない」と思っています。

僕はどちらかというと「コンテクストメイン」の伝え方にシフトしているので、別に一眼にもこだわってません。

ブログやホットペッパーとかなら「iPhone」でいいです。

最近、よく見かける「サロンフリーペーパー」などであればデータ容量上、一眼の必要があったり…

「自分のイメージを表現するのに必要と判断」したりすると一眼ですよね。

そういった使い分けになっています。

んで、冒頭の所に戻りますが…

*写真を上手くなりたいならプロのカメラマンにセミナーをやってもらうべき

そう、そうなるんですよね。

多分目的地と違いすぎるのです。

どちらかというと「プロカメラマン×美容師(例えば僕)」みたいな感じだと1番しっくりきますし、中心線もブレません。

*んでも結局自分ありきだよね。

結局の所、自分でしかなく、毎日の積み重ねでガチャガチャやってたら必然的に上手くなると思いますよ。

そもそも積んでないのではないでしょうか?

イメージがあって、その道具を選び表現する。

できないはずがない。と思ってしまいます。

だってハサミとかは選べるのだから…

そのとっかかりとかきっかけに過ぎない感じであればセミナー受けても上手くなる事はないと思います。

・目的地を定めて、ポリシー(イメージ)を持ち、毎日取り組んで積んで、それを吐き出す。

そういう事です。

まずは沢山失敗して、それでも毎日やってみてはいかがでしょうか?

結局、毎日やってる人には勝てません。

僕も最近ではやっていないので描写力は毎日やってる人には勝てません。

んでもそれでいいです。現在は違う事に注力しています。

それぞれの目的地、ゴールに向かって歩めばいいのですから。

POOLMAGAZINE公式LINE@
おすすめの記事をお届け!
友だち追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

NEW ENTRY

最新記事のつづきを見る

CATEGORY

POPULAR ENTRY

Six by ネイル大学

BACK TO TOP